ソニー生命と言ったら学資保険。
学資保険と言ったらソニー生命。
というくらい、ソニー生命の学資保険は人気が高いですよね。
通販型で気軽に加入出来る保険会社が多くなりました。
そんな中で。
ソニー生命はライフプランナーとの面談が必要です。
面談が必要だと内容が詳しく聞ける反面。
お手軽ではないのでちょっと面倒に感じる人もいるでしょう。
しかし。
そんな面倒な点があるにも関わらず、何故そんなに人気があるのでしょうか?
ズバリ!
ソニー生命の学資保険の魅力は「返戻率の高さ」にあります。
ソニー生命ってどんな会社なの?
ソニー生命の学資保険について知りたい。
ソニー生命の学資保険の返戻率ってどれくらいなの?
いろいろ興味を持たれると思います。
そこで。
次のことをお伝えします。
1.ソニー生命の学資保険の種類と特徴
2.ソニー生命の学資保険のメリットとデメリットは?
3.ソニー生命の学資保険の加入シミュレーション
4.ソニー生命の学資保険の返戻率を徹底比較!
5.ソニー生命の学資保険の口コミ・評判
最後まで読めば、ソニー生命の学資保険がどんな保険であるか?
返戻率やメリット・デメリットも分かるでしょう。
是非、読んでくださいね。
学資保険とは?何のために加入するのか

お子さんが生まれて嬉しさでいっぱいのご家族。
そして。
喜びと共に。
子どもの事で考えなければならない一番の事は「教育費」です。
教育費は。
幼稚園・小学校・中学校・高校・大学と大人になるまで続きます。
学校へ行く費用の他にも塾や習い事・入学準備などたくさんの費用がかかります。
19年間の教育費は。
全部公立学校に行った場合で約1,000万円
全部私立学校に行った場合だと倍の約2,000万円かかると一般的には言われています。
たくさん必要となる教育資金を準備するためにどうしたらいいか?
そこで考えられるのが「学資保険」です。
学資保険について次の2つについて説明します。
1.学資保険の目的
2.学資保険の返戻率とは?
学資保険の目的

学資保険には目的が3つあります。
1.教育資金の準備=貯蓄
2.万一のための準備=保障
3.計画的に教育資金を貯める
3つについて説明します。
1.教育資金の準備=貯蓄
学資保険は教育資金を準備するために加入します。
ですから満期が18歳・22歳と高校や大学を卒業する時になっていますね。
早生まれの人に合わせて17歳・20歳・21歳となっている物もあります。
また、小学校・中学校・高校・大学と入学・進学する度にお祝い金(学資金)が出るタイプも。
お金が必要な時期にお祝い金(学資金)が下りてきますので助かりますね。
2.万一のための準備=保障

学資保険にはもうひとつ大きな目的があります。
学資保険には「保険」という名前がついていますね。
学資保険は貯金ではなく「保険」なのです。
ですから保障がついています。
1.契約者(親)の保障
2.被保険者(子)の保障
2つについて説明します。
1.契約者(親)の保障
①万が一の事があった時、以降の保険料の払込を免除する
契約者である親が死亡・高度障害になった時には。
以降の保険料の払込を免除します。
そして、契約通りの学資金や満期保険金が受け取れるしくみになっています。
これを「保険料払込免除特約」と言います。
保険料払込免除特約はほとんどの学資保険についています。
②万が一の事があった時に育英年金が支払われる
契約者である親が死亡した時には。
保険期間満了まで毎年育英年金が支払われるタイプの保険もあります。
保障が充実していますね。
2.被保険者(子)の保障
被保険者である子どもの医療保障がついているタイプの保険もあります。
子どもの入院・手術保障や死亡時の保障です。
子どもはケガや病気をしがちです。
医療特約がついていると安心ですね。
なお。
保障がついていますので学資保険は契約者や被保険者の健康状態の「告知」が必要となります。
ここが預貯金との大きな違いになります。
3.計画的に貯める
学資保険は契約期間が17年~22年と長いです。
契約したら満期までお金を下ろす事ができません。
自動的に口座から保険料が引かれますので自然とお金が貯められることに。
預貯金だとつい使ってしまうことも。
定期預金でも解約しても元本が割れることがありませんよね。
学資保険ですと保険なので中途解約は元本が大きく割れてしまいます。
ですから。
解約できない=計画的に自然に貯められるということになります。
貯金の苦手な人に向いています。
学資保険の返戻率とは?

学資保険は貯金をするよりも利率が良いと言われています。
昨今のマイナス金利の影響で学資保険の利率も軒並み下げられて厳しい状況です。
しかし。
貯蓄的要素の高い学資保険は高い利率をキープして頑張っている会社もあります。
そこで。
学資保険の「返戻率」が重要になってきます。
返戻率について改めて説明します。
<返戻率>とは
支払った保険料に対して解約や満期の時にどれだけお金が受け取れるかを 示した割合の事。 ※戻ってくるお金÷支払保険料総額✕100=返戻率 |
例えば。
1.満期時に学資金総額が210万円 支払保険料総額が200万円だとすると。
210万÷200万✕100=105%
105%の返戻率 |
2.満期時に学資金総額が190万 支払保険料総額が200万円だとすると。
190万÷200万✕100=95%
95%の返戻率 |
1の場合、返戻率が100%を超えていますので元本より増えています。
2の場合、返戻率が100%を切っていますので元本割れということになります。
ですから返戻率が高ければ高いほど貯蓄的要素が高いことに。
それではこれからソニー生命の学資保険を紹介していきます。
ソニー生命は返戻率が高いと評判ですが。
果たしてどのくらいなのか。
返戻率についてもしっかりとお伝えしますので引き続き読んでくださいね。
ソニー生命の学資保険の特徴

ソニー生命の学資保険は。
返戻率が高いことでとても人気があります。
147万件もの契約数があります!
たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2019で「学資保険部門」で第1位に選ばれました!
小さなお子さんがいるご家庭や出産間近のママの間でとても人気があるのですね。
ソニー生命の学資保険の人気のひとつに
「保障内容がとてもシンプルで分かりやすい」
ということがあります。
ソニー生命学資保険の特徴
そんなソニー生命の学資保険の特徴は2つ。
1.子どもの入院給付特約がない
2.学資金を受け取るタイミングを選べる
カンタンに説明しますね。
1.子どもの入院給付特約がない

入院給付特約が選べる保険会社が多い中で。
ソニー生命では子どもの入院給付特約がありません。
どういう事かと言いますと。
入院給付特約は掛け捨て部分になります。
掛け捨て部分を最初から排除することで。
より貯蓄性が高くなる。という事になります。
2.学資金を受け取るタイミングを選べる
学資金を受け取るタイミングが3通りあります。
①中学からの入学・進学時の費用に備えるタイプ
②大学進学時に重点的に備えるタイプ
③大学進学時とその後、毎年かかる教育資金に備えるタイプ
内容についてはこの後、詳しくお伝えします。
ソニーの学資保険は販売代理店での販売が停止

さてここで。
ひとつ大きなニュースをお伝えします。
2019年11月よりソニーの学資保険は販売代理店での販売が停止されてしまいました。
と言うことは。
気軽に行って相談・加入できていた多くの保険相談窓口では加入できなくなったと言うことです。
非常に残念です。
ただし。
ソニー生命からの直販は引き続き販売可能です。
ソニー生命の学資保険に加入するには。
ソニー生命のライフプランナーに相談してください。
代理店での販売が中止は痛手ですね。
今後、ソニー生命での直販も販売停止になってしまうことも無きにしもあらず。
加入を検討するならお早めに!
ソニー生命の学資保険はどんなプランがある?

ソニー生命の学資保険は「スクエア」というネーミング。
保障内容がシンプルで教育資金が計画的に育ちます。
貯蓄性が高い学資保険ですので返戻率が高いことで人気があります。
ソニー生命の学資保険のタイプは3つ
学資金の受け取るタイミングによって3つの型があります。

①Ⅰ型・・・中学・高校・大学進学時に備えるタイプ
②Ⅱ型・・・大学進学時に重点的に備えるタイプ
③Ⅲ型・・・大学進学時とその後、毎年かかる教育資金に備えるタイプ

プラン例を見ると。
Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型の学資金の金額がいくらずつもらえるのかが分かります。
後ほどシミュレーションしますが参考に見ておいてくださいね。
なお、返戻率は
Ⅰ型<Ⅱ型<Ⅲ型 |
となります。
ソニー生命の学資保険 基本情報

ソニー生命の学資保険は。
保険料払込期間や受取学資金・保険期間・保険料払込方法がたくさんあります。
自由に選んでオーダーメイドのプラン作成が出来ます。
学資保険の基本情報は下記の通りです。
組み合わせてプランを作成することができます。
<学資保険スクエア・基本情報>
保険料払込期間 | 10歳・15歳・17歳・18歳 |
受取学資金総額 | 50万円~2,600万円(10万円単位) |
保険期間 | 17・18歳もしくは20歳・22歳 |
保険料払込方法 | 月払・半年払・年払 |
契約者・被保険者の加入年齢はⅠ型・Ⅱ型・Ⅲ型で違っています。
Ⅰ型 | Ⅱ型 | Ⅲ型 | |
契約者加入年齢 | 男性18歳~56歳
女性16歳~65歳 |
男性18歳~62歳
女性16歳~70歳 |
男性18歳~63歳
女性16歳~71歳 |
被保険者加入年齢 | 0歳~1歳 | 0歳~3歳 | 0歳~3歳 |
1.「17歳満期」は早生まれの人でも入学・進学前に学資金が受け取れるので安心です。
2.Ⅱ型は大学進学時に満期学資金が受け取れますが。
20歳満期または22歳満期にすると。
18歳時に受け取れる満期学資金のほかに進学学資金が受け取れます。
3.受取学資金総額の範囲が非常に広いのが特徴的。
受取学資金総額が50万円~2,600万円まであるので。
学資金をどのような目的で使用するか。
目的に応じてカスタマイズ出来るのが魅力です。
4.加入年齢はⅠ型・Ⅱ型・Ⅲ型で違っています。
Ⅰ型は学資金の受け取りが中学入学時と早い分、子どもの年齢は1歳までとなっています。
契約者の年齢は最高で71歳。
おばあちゃんがお孫さんに掛けてあげられますね。
ソニー生命学資保険の3つのメリットと4つのデメリット

では、ソニー生命学資保険のメリットとデメリットをお伝えしましょう。
ソニー生命の学資保険のメリットは?
ソニー生命の学資保険のメリットは3つ。
1.貯蓄的要素が大きいので返戻率が高い
2.保険料払込免除特約がある
3.保険料が3,000円台から加入できる
ひとつずつ見ていきましょう。
1.貯蓄的要素が大きいので返戻率が高い
ソニー生命は何と言っても返戻率の高さが一番のメリット。
教育資金を目的として積み立てるつもりで学資保険に加入するならば。
返戻率が高いにこしたことは有りません。
元本以上、確実に増えています。
2.保険料払込免除特約がある

貯蓄型と言っても学資保険は保険です。
ソニーの学資保険は契約者である親に万が一の事があった時には。
保険料払込免除されます。
親が亡くなったら生活が全く変わってしまいます。
子どもの教育資金にも大きな影響が。
でも、保険料払込免除特約がついていれば。
満期までの学資金を予定通りもらえますので安心です。
3.保険料が3,000円台から加入できる
ソニー生命の学資保険は受取学資金総額が50万からと少ない設定も出来ます。
ですから少しでも貯蓄したい人向けに月の保険料が3,000円からでも加入できます。
ソニー生命の学資保険のデメリットは?

反対に。
ソニー生命の学資保険のデメリットは4つ。
1.子どもの医療特約がつけられない
2.加入にはライフプランナーとの面談が必要
3.クレジット払いが出来ない
4.販売代理店で加入できない。
ひとつずつ見て行きましょう。
1.子どもの医療特約がつけられない
ソニー生命の学資保険は貯蓄的要素に特化しています。
ですから子どもの医療特約がつけられません。
そうなると。
新たに子どもの医療保険に加入する。
パパかママの保険に子どもの医療特約としてつける。
などの方法を取らないといけないでしょう。
ただし。
教育資金の目的が「学資保険の貯蓄」と割り切るならば。
子どもの医療保障は学資保険にはつけなくてもよいでしょう。
2.加入にはライフプランナーとの面談が必要

通販型の保険はライフプランナーとの面談なしに加入できる会社が多いのですが。
ソニー生命は面談が必須となっています。
保険の担当者と会って話すのが苦手という人は、面倒に感じるかもしれません。
ただ、ソニー生命のライフプランナーはしっかりとした経験豊富な人が多いです。
話を聞いて良かったという声もたくさん聞きますので加入する意思があるのでしたら面談もしてみてくださいね。
3.クレジット払いが出来ない
保険料のクレジット払いが出来る会社が増えています。
ソニー生命はクレジット払いが出来ません。
クレジット払いだとポイントがつくので長い目でみるとオトクなので残念ですね。
4.販売代理店で加入できない。
2019年11月より、ソニー生命の学資保険は販売代理店で加入できなくなりました。
販売代理店で加入できなくなったのは大きなデメリットでしょう。
ソニー生命へ直接の申し込みでないと加入できないのは加入がしづらくなりましたね。
ソニー生命学資保険 加入シミュレーション

それでは。
ソニー学資保険スクエアの3種類の商品の加入シミュレーションをしてみましょう。
スクエアⅠ型
<中学・高校・大学進学時に備えるタイプ>
進学学資金の受け取り方
中学校・高校入学時に進学学資金を受け取れます。
スクエアⅠ型は一般的に17歳または18歳満期を選択します。
17歳または18歳時に満期学資金を受け取れます。
ただし。
保険期間を20歳・22歳にした場合は。
大学入学前にもう1回進学学資金を受け取れます。
学資金はいくらずつもらえる?

受け取り時期 | 12歳 | 15歳 | 17歳・18歳 | 20歳・22歳 |
支払割合
(17歳・18歳満期) |
30% | 30% | 100% | ———– |
支払割合
(20歳・22歳満期) |
30% | 30% | 100% | 100% |
※支払割合は基準学資金額に対する割合です。
では、次の例で学資金をシミュレーションしてみましょう。
<契約条件>
契約者 男性 30歳
被保険者 子ども 0歳 保険料払込期間 10歳 保険期間 17歳 払込方法 月払 保険料 15,960円 基準学資金額 120万円 受取学資金総額 192万円 |

上記の図のとおり
中学・高校入学時で学資金36万円
大学入学時で学資金120万円が受け取れます。
やはり一番お金のかかる大学入学時にたくさん受け取れるようなしくみですね。
保障は?
ソニー生命の学資保険は貯蓄性重視です。
ですから保障は最低限になっており、次の2つのみです。
1.契約者死亡・高度障害時の保険料払込免除
2.被保険者死亡時の死亡給付金
(保険料払込相当額)
スクエアⅡ型

<大学進学時に重点的に備えるタイプ>
進学学資金の受け取り方
大学入学時に満期学資金が1回もらえます。
スクエアⅡ型は一般的に17歳または18歳満期を選択します。
17歳または18歳時に満期学資金を受け取れます。
ただし。
保険期間を20歳・22歳にした場合は。
大学入学前時に進学学資金
満期時に満期学資金をそれぞれ同額受け取れます。
学資金はいくらずつもらえる?

受取時期 | 17歳・18歳 | 20歳・22歳 |
支払割合
(17歳・18歳満期) |
100% | ーーー |
支払割合
(20歳・22歳満期) |
100% | 100% |
※支払割合は基準額資金額に対する割合です。
では、次の例で学資金をシミュレーションしてみましょう。
<契約条件>
契約者 男性 30歳
被保険者 子ども 0歳 保険料払込期間 10歳 保険期間 17歳 払込方法 月払 保険料 16,220円 基準学資金額 200万円 受取学資金総額 200万円 |

上記の図のとおり
大学進学時に満期学資金100%の金額を受け取れます。
中学・高校と学資金を受け取ることなく。
一番お金のかかる大学時にまとめて受け取るタイプ。
中学・高校時に受け取りませんので返戻率はⅠ型より大きくなります。
保障は?
ソニー生命の学資保険は貯蓄性重視です。
ですから保障は最低限になっており、次の2つのみ。
1.契約者死亡・高度障害時の保険料払込免除
2.被保険者死亡時の死亡給付金
(保険料払込相当額)
スクエアⅠ型と同じ内容ですね。
スクエアⅢ型

<大学進学時とその後、毎年かかる教育資金に備えるタイプ>
ソニー生命の学資保険スクエアで圧倒的に人気があるのがⅢ型です。
返戻率が高いことで大変支持されています。
2015年に一度販売停止になりましたが、2016年に復活。
厳しい金利情勢で返戻率も下がりました。
しかしそれでも頑張っている魅力的な商品です。
進学学資金の受け取り方
大学入学時から満期まで学資金が合計で5回受け取れます。
5回共同じ金額ですので予定が立てやすいですね。
学資金はいくらずつもらえる?

受取時期 | 18歳 | 19歳 | 20歳 | 21歳 | 22歳 |
支払割合 | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% |
※支払割合は基準額資金額に対する割合です。
一番お金のかかる大学進学時と大学在籍中に毎年学資金が受け取れます。
進学準備や授業料の支払いにも充てられるので便利ですね。
では、次の例で学資金をシミュレーションしてみましょう。
<契約条件>
契約者 男性 30歳
被保険者 子ども 0歳 保険料払込期間 10歳 保険期間 22歳 払込方法 月払 保険料 15,788円 基準学資金額 40万円 受取学資金総額 200万円 |

上記の図のとおり、大学進学時から毎年学資金が受け取れます。
ただし。
大学進学時にスクエアⅢ型の金額のみだとこの例だと少ないですね。
かと言って基準学資金額を上げると保険料がかなり高くなってしまう。
その場合。
スクエアⅡ型と組み合わせて考えたり。
他の資産運用と組み合わせてみたり。
工夫するとより良い形になるでしょう。
保障は?
ソニー生命の学資保険は貯蓄性重視です。
ですから保障は最低限になっており、次の2つのみ。
1.契約者死亡・高度障害時の保険料払込免除
2.被保険者死亡時の死亡給付金
(保険料払込相当額)
スクエアⅠ型・Ⅱ型と同じ内容です。
ソニー学資保険の返戻率を全プラン徹底比較

ソニー学資保険の3つのプランの内容の違いは理解できましたでしょうか。
それでは次に。
ソニー学資保険の返戻率を全プランで比較してみましょう。
比較の仕方として。
返戻率の高い順番にスクエアⅢ型・Ⅱ型・Ⅰ型の順に紹介します。
◎スクエアⅢ型
<契約条件>
契約者 男性 30歳
被保険者 子ども 0歳 保険料払込期間 10歳 保険期間 22歳 払込方法 月払 保険料 15,788円 基準学資金額 40万円 |
払込保険料総額 1,894,560円
受取学資金総額 200万円 返戻率 105.5% |
断トツ人気のあるスクエアⅢ型です。
大学進学時と大学卒業まで毎年学資金が同額もらえるタイプ。
保険料払込期間を短くして10年で払い込むように設定しました。
まだそんなにお金のかからない小学生の時期までに払い込むと後々ラクですね。
保険料も15,000円台ですと児童手当を保険料に充てる事も出来ます。
比較的ラクに掛けられる金額ではないでしょうか。
返戻率を見てみると。
105.5%と良い返戻率になっています。
月払で105.5%ですから年払だとさらに上がります。
マイナス金利の中で105%の返戻率は魅力的です。
◎スクエアⅡ型
<契約条件>
契約者 男性 30歳
被保険者 子ども 0歳 保険料払込期間 10歳 保険期間 17歳 払込方法 月払 保険料 16,220円 基準学資金額 200万円 |
払込保険料総額 1,946,400円
受取学資金総額 200万円 返戻率 102.7% |
学資金を満期時に一括してもらうタイプがⅡ型です。
大学入学時にまとまった金額がもらえるのは魅力ですね。
保険料払込期間を10歳と小学生のうちに払い込むようにしました。
保険料も16,000円台ですから児童手当を充てると良いですね。
返戻率は102.7%。
スクエアⅢ型より少し下がります。
スクエアⅡ型は大学入学時に焦点を絞った形なのでどうしても満期が短くなりますね。
満期を20歳・22歳にするともっと返戻率は上がります。
しかし、実際に必要となる時期とズレてしまうと何もなりませんね。
スクエアⅡ型はやはり
17歳・18歳満期での契約が良いと考えられます。
返戻率は頑張っていますが、今一歩というところでしょうか。
◎スクエアⅠ型
<契約条件>
契約者 男性 30歳
被保険者 子ども 0歳 保険料払込期間 10歳 保険期間 17歳 払込方法 月払 保険料 15,960円 基準学資金額 120万円 受取学資金総額 192万円 |
払込保険料総額 1,915,200円
受取学資金総額 192万円 返戻率 100.2% |
中学・高校と途中の早い時期から学資金を受け取っていくタイプなので返戻率が100.2%。
元本ギリギリになってしまいました。
しかも。
保険料払込期間が10歳と短くして元本ギリギリですので返戻率で考えたら厳しいですね。
返戻金を上げる対策としては。
中学・高校の学資金を受け取らずに据え置きにする。
保険期間を20歳・22歳と長くする。
という事も考えられます。
どうしても中学や高校の時に学資金が欲しい人はⅠ型でも良いでしょう。
しかし。
ソニー生命の学資保険は返戻率の高さがウリです。
スクエアⅠ型は返戻率の高さの魅力はありません。
そう考えると。
スクエアⅢ型やⅡ型の方がオススメです。
ソニー学資保険を一番高い返戻率で契約するコツ

ソニーの学資保険3タイプの返戻率が分かりましたね。
ソニーの学資保険は「スクエアⅢ型」が一番返戻率が高い事が分かりました。
さらに!
同じスクエアⅢ型でも、より高い返戻率を出す方法があります。
こちらをご覧ください。
<契約条件>
契約者 男性 30歳
保険料払込期間 10歳 保険期間 22歳 被保険料払込方法 月払 |
払込保険料総額 1,894,560円
受取学資金総額 200万円 返戻率 105.5% |
保険料払込方法が「月払」になっていますね。
月払を年払に直して計算してみましょう。
すると。
<年払> <比較・月払>
保険料払込総額 1,880,360円
受取学資金総額 200万円 返戻率 106.3% |
払込保険料総額 1,894,560円
受取学資金総額 200万円 返戻率 105.5% |
条件を全く同じにして保険料払込方法のみ「年払」にすると。
返戻率がさらにアップしました。
つまり。
保険料はまとめて払った方が割り引きになります。
だから年払の方が返戻率が上がるわけです。
毎月コツコツと保険料を別に貯めておいて年払にする。
あるいはボーナスで支払う。
工夫をして是非、年払で契約することをオススメします。
なお。
もう既に月払で契約してしまっていても。
契約応答月になれば年払に変更可能です。
支払っていけそうでしたら年払にした方がオトクです。
そして。
参考までですが。
保険料払込期間は上記は10年ですが。
保険料払込期間を18年と長くしてみると。
月払で比べてみます。
<保険料払込期間 18歳> <比較・保険料払込期間 10歳>
保険料払込総額 1,948,320円円
受取学資金総額 200万円 返戻率 102.6% |
払込保険料総額 1,894,560円
受取学資金総額 200万円 返戻率 105.5% |
同じ条件の契約でも。
保険料払込期間が10年の時の返戻率と比べてみると返戻率は下がっていますね。
保険料払込期間を長くすると返戻率は下がることになります。
つまり。
ソニー学資保険を一番高い返戻率で契約するには。
次の4つの方法を合わせると良いです。
1.学資金をもらう時期を遅くする→スクエアⅢ型にする
2.保険料払込期間を短くする→10歳まで 3.保険期間を長くする→22歳 4.保険料払込方法を年払にする |
なお。
契約する時には。
中学校・高校・大学と進学する度に学資金が欲しいからⅠ型で契約。
しかし、実際に中学・高校の時に学資金は不要の場合。
据え置きにしておけます。
必要な時にいつでも引き出せます。
利息もついていきます。
取り敢えずⅠ型で入っておいて、後で据え置きの形にするという考え方もあります。
学資保険は返戻率だけが全てではありません。
しかし。
返戻率を重視するなら上記方法での加入を検討してみてください。
ただし。
一点注意が。
保険料払込期間を短くすると保険料は当然高くなります。
途中で払えなくなって解約ということにならないように。
中途解約は元本を大きく割ってしまうのが保険の特徴です。
ライフプランと家計とを考え合わせて決めてくださいね。
ソニー生命学資保険の評判と口コミは?

ソニー生命の学資保険のしくみや返戻率が分かったところで。
ソニー学資保険の評判や口コミはどうなっているでしょうか。
紹介します。
良い口コミ
<Aさん>
保険料が値上がりされて厳しい状況の中で比較して、返戻率の高いスクエアを選びました。
ライフプランナーによる相談も実施してくれています。
私の保険の見直しも親切丁寧にしてくれ、相談に乗ってくれました。
自社商品の押し売りもなく、親身に相談に乗ってくれたので好印象を持ちました。
<Bさん>
元々ソニー生命の死亡保険と医療保険に加入していました。
その延長で学資保険にも加入。
私は返戻率の高さでは選びませんでした。
保険会社の担当者がいざとなったら頼れるかどうかを一番に考えました。
適切な時期に適切なアドバイスをしてくれる素晴らしい担当者でした。
ですから学資保険についても他社とは比較せずにソニー生命さんにお願いしました。
<Cさん>
入学時期に学資金が受け取れるのと、返戻率が高いのが魅力で加入しました。
ライフプランナーさんが丁寧に説明してくれたので大変助かり、納得して選ぶ事が出来ました。
保険のプランは自分で決めるとなると複雑で難しいので、保険のプロにおまかせして本当に
良かったと思いました。
<Dさん>
子どもが生まれて大学入学時の貯蓄に向けて考えていた時。
テレビで学資保険の比較をやっていて、この低金利時代に普通の貯金よりも
少しでも多くなることを知り、ソニー生命の学資保険に加入することに。
年払を選択して途中厳しくなって月払いに変更しましたが頑張って掛けています。
子どもの未来のためにも。
多く戻ってくるのはやはり魅力的です。
良い口コミをみると。
ソニー生命の学資保険の返戻率の良さに惹かれて加入しているのが分かります。
それと同時にライフプランナーが保険について丁寧に説明してくれる。
親身に相談に乗ってくれるのが良かった。
という声も多かったです。
中には、ソニー生命の学資保険の返戻率の高さとかは関係なく。
ライフプランナーの質の高さ・人柄に惚れ込んで無条件でソニー生命を選んだ。
という人も。
やはり人柄と知識は大事な点ですね。
悪い口コミ

<Eさん>
ウワサには聞いていましたが、本当でした。
返戻率の高い学資保険に加入したくて来てもらいました。
しかし。
学資保険を希望したにも関わらず、生命保険の乗り換えと変額保険を勧められました。
学資保険という要望を無視する形で自分の売りたい商品の説明が長く。
一度帰ってもらって「学資保険以外は要らない」と連絡しましたが、再訪問でまた長々と
同じ説明。
学資保険のことは1分しか話してくれないので、学資保険にも入らないことにしました。
ソニー生命はライフプランナーの質が高いことで知られていますが。
人柄や保険の話の進め方に問題を感じました。
保険の内容は良いのにとても残念です。
<Fさん>
出産も近く、学資保険の検討・比較を自分でしていました。
結果、ソニー生命の学資保険の返戻率の高さでスクエアⅢ型への加入を決めました。
面談が必須とのことでプランナーさんと会いました。
里帰りが近いので時間もなく、もう他の保険へ入る意思はないこと、今日すぐ加入したいと電話で伝えました。
しかし。
申込書の用意がないので当日は契約できないとのこと。
保険に入りたいのに申込書が手元にないなんてあり得るのでしょうか?
ライフプランニングも不要と話していても延々と話をする。
プランナーさんにもよると思いますが、イヤな思いをしました。
会社の方針もあるのでしょうか。
悪い口コミを読むと。
お客さまが希望していない事を延々と説明する。
つまり、お客さま側ではなくて自分の営業成績に目を向けているライフプランナーの評判が悪かったです。
保険の営業担当が訪問して一番嫌われるのがこのタイプ。
熱心さではなくてしつこさと取られてしまい敬遠されてしまいます。
お客さまの中にはいろいろなタイプの方がいます。
自分の保険や保障を見直して欲しい。
そういう人にはライフプランニングや他の保険の話をすると喜ばれます。
しかし。
最初からそういう説明は要らない。
学資保険の話だけにして欲しい。
と言っているにもかかわらず、延々と不要な話をされたら。
不快感と不信感しか残りませんよね。
ソニー生命のライフプランナーは知識も豊富で優秀と聞いています。
その知識はどうか必要な人に伝えてあげて欲しいと感じました。
そして。
学資保険を目玉商品として他の保険につなげていく会社の方針も分からないではありません。
しかし。
余りに全面に出し過ぎると、このような悪い口コミにつながります。
ソニー生命の会社の体制も考えて欲しいなと思った口コミでした。
ソニー生命契約前に確認しておきたいチェックポイント

最後に、ソニー生命で生命保険の契約をする前に。
確認をしておきたいチェックポイントをお知らせします。
チェックポイントは次の6つ。
1.学資保険に加入するには面談が必要なの?
2.保険料をクレジットカードで払える?
3.現在の解約返戻金は調べられる?
4.据え置いた学資金の利率は?
5.契約者貸付の方法は?
6.キャンペーンはやってるの?
順に見ていきましょう。
1.学資保険に加入するには面談が必要?

ソニー生命の学資保険に加入するには。
ネットでの申し込みは出来ません。
必ずライフプランナーとの面談が必要となります。
ソニー生命にとって学資保険は目玉商品。
学資保険を必要とするご家庭はライフプランの変わり目ですね。
重要な時期なのでご家庭の保険の見直しの提案もあることでしょう。
ソニー生命のライフプランナーは知識も豊富で質が高いです。
面談してみて保険の事を相談してみるのも良いでしょう。
2.保険料をクレジットカードで払える?
今までは初回保険料のみクレジットカードで支払いができていました。
しかし。
2020年2月1日以降、保険料の払込にクレジットカードは利用できなくなりました。
従って、保険料は銀行やゆうちょ銀行などの口座振替を利用してください。
3.現在の解約返戻金は調べられる?

以下の2つの方法で調べることが出来ます。
①お客さまWEBサービス
②カスタマーサービスセンターへ電話
①のお客さまWEBサービスは自分で調べられるので便利です。
契約者専用の「お客さまWEBサービス」のページから3ステップで簡単に調べられます。
1.「ログインID」と「ログインパスワード」を入力してログイン。
2.「貸付金・解約返戻金」欄の「選択する」ボタンをクリック。
3.「解約返戻金の照会」をクリック。
同じようにして貸付金も調べられますね。
自分で今の保険の解約返戻金がいくらくらいあるかカンタンに調べられるサービス。
今、自分が掛けている契約を把握するためにも良いサービスですね。
4.据え置いた学資金の利率は?
学資金は支払時期が来て必要なければ据え置きが出来ます。
据え置いた場合の利率は0.001%です。
なお、学資金の据え置き利率は毎年見直されますので注意してください。
5.契約者貸付の方法は?

保険契約は長期に渡ります。
長期の間、お金が必要になった時。
契約者貸付が受けられます。
貸付を受ける事で解約をしないで済みますので一時的に必要になった時。
利用してください。
手続きはとてもカンタン。
書類を書く必要がありません。
「お客さまWEBサービス」の画面でログイン。
あとは貸付金額・振込先口座を指定するだけで貸付が受けられます。
利息は2020年2月現在、年2.5%です。
利息は複利計算で増えていきますので、なるべく早く返済するか。
あるいは利息だけでも毎年返すようにしましょう。
6.キャンペーンはやってるの?
ソニー生命では現在「学資保険相談キャンペーン」を開催しています。
無料相談に申し込むと。
抽選で200名様に豪華賞品をプレゼントしています。
キャンペーン期間は2020年1月6日(月)~2020年3月31日(火)まで。
賞品はデジタルビデオカメラやダイソンのサイクロンV10・ふとんクリーナーなど。

こちらから無料相談に申し込めます。→「学資保険相談キャンペーン」
まとめ

ソニー生命の学資保険についてお伝えしてきましたがいかがでしたか?
ソニー生命の学資保険は返戻率が高いことで有名です。
マイナス金利の中で本当に検討していると思います。
ソニーの学資保険の中では。
大学進学時とその後毎年かかる教育資金に備える「スクエアⅢ型」が一番返戻率が高いことが分かりました。
返戻率は月払で105.5%、年払で106.3%と魅力的です。
払込期間を短くしたり払込方法を年払にすることで返戻率をより高くすることも分かりました。
学資保険を教育資金として少しでもお金を増やしたいという人にはオススメです。
加入には面談が必須です。
口コミを見ていて気になったのは。
ライフプランナーの中には営業に走り過ぎて本来のお客さまの要望を無視している人がいる事。
どんなに魅力的な商品だったとしても。
ライフプランナーの対応で、良い会社とも悪い会社とも取られます。
どうかお客さまの意思を尊重しつつ、良い保険を勧めて欲しいなと感じました。
ソニー生命の学資保険は本当に素晴らしいと思いますので!

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