ライフプランシミュレーションとは~子どもの学資保険も逆算して考えよう!

毎日忙しい生活の中で、ワタシの老後はどうなるのかしら?

と考えながら毎日生活している人は多分いないと思います。

でも。

昨年、老後2,000万円が必要と金融庁が発表してビックリした方も多いことでしょう。

老後はまだまだ先と思っていましたが、必ずやってくるもの。

ならば。

今のうちから計画を立ててみたいと考えている人もいるかと思います。

でも、計画を立てると言ってもどうやって立てたらいいの?

何か漠然としていて分からないわ。

いい方法があったら教えて欲しい。

そんなアナタのために。

アナタのライフプランをシミュレーションしてくれる便利なツールがあるんです。

ここでは次の3つのことをお伝えします。

1.ライフプランシミュレーションって?

2.ライフプランで見えてくることは?

3.オススメのライフプランシミュレーション紹介

最後まで読めば、きっとお金の事を考えなくちゃと感じるでしょう。

そしてきっとライフプランシミュレーションがしたくなります。

是非、読んでくださいね!

ライフプランシミュレーションとは

毎日、忙しいです!

小さな子どもの世話をしたり。

毎日の食事の支度や家事。

そしてパートに出てのお仕事。

一日がアっという間ですね。

忙しい中で将来の事、考えてますか?

貯金の事など考えてますか?

「取りあえず毎月3万円ずつ貯金してるから多分大丈夫じゃない?」

「結婚して子どもが生まれる。家もそのうち買うけど、多分何とかなるでしょ。」

「老後の事なんてまだ30年も先。年金ももらえるんだろうし多分大丈夫でしょう。」

まあー。

Maybe=多分のオンパレード。

多分、何となくだけど何とかなるって人間思いがち。

でも。

本当に大丈夫?

って聞かれると不安感が。

不安ゆえに、使わなければいけないライフイベントのお金も使えなくなったり。

人生を楽しむ老後に不安を持ち込むのはちょっと待って!

「分かってます。でも相談するったって時間がないんです。」

はい。

そんなアナタのために。

今日はライフプランシミュレーションを紹介します。

ライフプランとは。

直訳すると「人生の設計」となります。

ライフプランシミュレーションは。

現在の暮らしぶり、これからの人生計画を自分で入力するだけで

現在から未来までの家計の状況を表やグラフで確認できる便利なものです。

シミュレーションした結果、ファイナンシャルアドバイザーからのアドバイスがもらえます。

「あといくら足りないです。」

とか

「もう少し○○を減らしましょう。」

とか、結構耳の痛い事もハッキリと言ってくれます。

ライフプランシミュレーションをするのとしないのとでは。

今後のアナタのお金に関する考え方が変わると思います。

そこで。

ライフプランシミュレーションについて次の2つの事をお知らせします。

1.生涯の人生設計

2.家族計画・お金の計算

生涯の人生設計

アナタが生まれてから老後までにはいろいろな人生を歩みますね。

学校に行き就職・結婚・出産・マイホームを建てる・定年。

たくさんの大きなライフイベントがあります。

ライフイベントに必ずついてくるのが「お金」です。

毎日の暮らしでいっぱいいっぱいで先の事なんて考えられないわ。

と思っている方も多いかもしれません。

でも。

昨年金融庁が発表した「老後2000万円が必要」という衝撃的な発表が話題に。

夫が定年後、30年(夫95歳・妻90歳)まで夫婦ともに健在であった時の資産です。

うーん。

そんな先のことまで分からないわ。

でも何か不安。

そう。不安ですよね。

でも。

ただ不安に思っているだけではダメなんです。

そこで必要になってくるのが生涯の人生設計=ライフプランをシミュレーションしてみましょう。

という訳です。

人生設計をプランニングすると。

将来が目に見えてくるんです。

後ほど具体的に紹介しますのでお楽しみに。

家族計画・お金の計算


結婚すると。

独身の頃とは違って自分の家族が出来ます。

今までは親が全部お金の管理をしてくれていたので自分の事だけ考えていれば良かった。

でも。

結婚後は自分で家族の計画を立ててお金について考えていかなければなりません。

さて。

家族の計画に際してお金の計算はどうやったらいいのだろう?

差し当たっての家族旅行のお金の計算なら出来ますよね。

旅費・宿泊費・観覧料・食事代・お土産代etc

予算を立てておおよその支出額を持っていきます。

家族旅行も大事なライフイベントのひとつですね。

そして。

家族のイベントの全てと言ったら。

長い長い計画になります。

その家族の長い計画をライフプラン表に書き込んでいきます。

そしておおよその金額を計算しておくと。

何となく貯金。

何となく保険。

この「何となく」がなくなり目標が出来ます。

すると。

キチンとしたお金の使い方が自然と出来るように。

貯蓄も自然と増えます。

だからライフプランシミュレーションをしておくのは大切なんですね。

ライフプランを設定するコツは入念なシミュレーション

ライフプランを作成していくには。

基本項目を入力していきます。

性別・年齢・職業・年収

基本項目だけでもライフプランのシミュレーションは出来ます。

しかし。

細かく入力してシミュレーションした方が具体的な数字がより鮮明に出てきます。

生命保険料・貯蓄額・家賃・生活費・趣味に使う費用など細かい点も入力。

細かく入念に設定してシミュレーションを重ねると。

アナタの参考になるお金のデータがでてきます。

証券会社のライフプランシミュレーションを使うと。

アナタに最適な資産の運用方法まで提案してくれるところもあります。

単なるライフプランだけでなく、先々の事も考えられるようになります。

ライフプランで見えてくる4つのこと


ライフプランを作成することで。

次の4つのことが見えてきます。

1.家計を見直すことができる

2.保険選びの参考になる

3.大きな買い物(家・車)の計画に役立つ

4.貯蓄の目標設定がしやすくなる

ひとつずつ見ていきましょう。

家計を見直すことができる

ライフプランを立てることで。

今後、アナタの家庭において何にいくら必要になるかが見えてきます。

「あと○○万円不足しています!」

と言われるとドキっとしますよね。

漠然と支払っていたものが数字化することにより。

意外と払いすぎてたな、保険料。

もう少し生活費を減らさないとな。

など、家計を見直すきっかけが出来ます。

保険選びの参考になる

保険は一生の物です。

ですが、ライフプランを作成してみると。

アナタの保険も変化が必要な事が見えてきます。

例えば。

独身時代は自分1人の事だけを考えればいいわけです。

ですから自分が亡くなった場合はお葬式代くらいがあればいい。

それよりも働けなくなった時に困りますよね。

医療保険や就業不能保険・所得補償保険などの掛け捨て保険中心がいい。

結婚したら。

家族を守るために死亡保障の大きな保険が必要。

子どもが生まれたら。

学資保険を検討。

老後のための年金の保険も検討。

そして定年後は保障はたくさんは要らない。

死亡保障を下げよう。

このようにライフプランを作成したことで。

いつ、どんな保険が必要かが見えてきます。

保険選びの参考になりますね。

大きな買い物(家・車)の計画に役立つ

ライフプランを立てると。

家庭でのお金の流れが良く分かるようになります。

人生の中での大きな買い物は「家」「車」。

ほとんどの人はローンを組んで買うことでしょう。

大きな買い物のローンは何十年と長期に渡ります。

ライフイベントを表にして見てみると。

例えば教育費が思っていたよりも掛かると分かる。

すると。

ローンの金額の組み方に無理がなかったか。

無理があると分かったら、ローンの組み方を見直してみる必要あり。

このように。

自分の家のお金の流れが見えることによって大きな買い物の計画がしやすくなります。

貯蓄の目標設定がしやすくなる


アナタの家計の診断をするのがライフサイクルです。

今までムダに支払っていたものもあったでしょう。

そして住宅ローンなどのローンは月にいくら。

教育費は月にいくら。

項目ごとの目標設定がしやすくなります。

そうすると。

アナタの家計では月の貯蓄がいくら出来るか(出来そうか)。

貯蓄の目標が設定しやすくなります。

漠然と毎月1万円貯蓄する。

ではなくて。

ライフプランで計算してみていくらまでの貯金なら出来るかが見えてきます。

また。

アナタの生活ではあとこのくらい貯蓄しないと老後は厳しいですよ。

とアドバイスが出てくるので貯蓄の目標が見えます。

目標はあくまで目安ですが、目安にするのは良いですね。

目標を決めて貯蓄すると貯まりやすくなります。

おすすめのシミュレーションwebツール6選

ライフプランが必要なことは分かってもらえたと思います。

では、どうやってライフプランのシミュレーションをしたらいいの?

保険会社や証券会社の担当者にお願いしてシミュレーションしてもらうことも出来ます。

しかし、わざわざ呼んでやってもらうのも。

と二の足を踏んでいるアナタ。

大丈夫です。

webでカンタンにライフプランシミュレーションが出来るんです!

それではここでwebでシミュレーションできるおすすめのシミュレーションを紹介します。

次の6つです。

1.松井FP「将来シミュレーター」

2.ゆうちょ「ライフプランシミュレーション」

3.日本FP協会「ライフプラン診断」

4.スルガ銀行「ライフプランシミュレーション」

5.金融庁「ライフプランシミュレーション」

6.東海東京証券「ライフプランシミュレーション」

ひとつずつ紹介します。

松井FP「将来シミュレーター」

松井FPの「将来シミュレーター」は。

「アナタの将来を見える化しませんか?」

のキャッチコピーが印象的。

将来って見えないですよね。

見えないから楽しいという部分もあるのだけれど。

でも。

お金に関しては違います。

あとこのくらい不足している。大変!

今は大丈夫。もっと貯蓄できるわよ。

という事が見えた方が安心ですよね。

松井FPの「将来シミュレーター」は。

FP(ファイナンシャルプランナー)が対面で行うライフプランのシミュレーションをWeb上で出来るようにした便利なツールです。

アナタの現在の状況を答える。

アナタのライブイベントに関する質問に答える方式。

答えていくと将来必要になるお金を算出してくれるツールです。

松井FP「将来シミュレーター」の特徴

松井FP「将来シミュレーター」の特徴は5つ。

1.緻密な計算で作られた精度の高いシミュレーション

2.タイムラインでライフイベントの必要額が分かる

3.スマートフォンで見やすい画面

4.家計診断ができる

5.投信積立シミュレーションができる

ひとつずつ見ていきましょう。

1.緻密な計算で作られた精度の高いシミュレーション

松井FPはAI(人工知能)と金融工学のMILIZE(ミライズ)社の統計データを元にしています。

「85歳時点の生涯収支」をシミュレーションします。

MILIZE(ミライズ)社はAI(人工知能)と金融工学を融合した個人や企業をファイナンス面でサポートする生活情報企業です。

AIを使っているのでとても精度が高いんですよ!

性別・年齢・職業・年収などの基本的な項目や家計の状況を入力すると。

・将来の不足金額

・余剰資金

・月々の貯蓄方法(毎月○○万円貯金しましょうと指示されます。)

アナタのお金を少しでも増やしたい。

アナタの「未来(ミライ)」を一緒に作りたい。

そこから会社名の「MILIZE」がついたのですね。

ちょっとシミュレーション画面を見てみましょう。

あなたの情報を5ページに渡って入力していきます。

性別・年齢・結婚の有無・配偶者の年齢など。

入力はプルダウンになっているので、選択するだけの項目がほとんどです。

ですからカンタンに入力出来てしまいます。

入力が終わってシミュレーションボタンを押すと。

「85歳時点の総収支バランス」が出てきます。

上の例ですと「1,700万円不足しています」と雷マークが!

ドッキリしますよね。

そこで。

グラフを使って収入と支出のバランスを見ていく訳です。

まさか1,000万円以上も不足しているなんて思いもよらなかった。

でも、今後の対策を考える上の参考になりますね。

2.タイムラインでライフイベントの必要額が分かる

入力が終わってシミュレーションボタンを押す前に。

「タイムライン」が出てきます。

そこには。

・住宅購入にいくら

・子どもの学費がいくら

・老後の暮らしにいくら

平均的な金額で算出されています。

このままでよければ資産シミュレーションに行けばよいのですが。

子どもの学費は小・中・高校が公立、大学が私立の場合です。

この条件を自分流にカスタマイズ出来ます。

右側の「>」を押すと。具体的に変えられる画面が出てきます。

例えば。

中学校から私立に通う場合は。

私立の方のプルダウンを選ぶ。

習い事をさせるなら習い事のプルダウンを選ぶ。

そうすることでアナタの条件により近いライフプランが作成できます。

3.スマートフォンで見やすい画面

松井FPはスマートフォンで見やすい画面になっています。

スマホでカンタンにライフプランシミュレーションが出来るなんてスゴイですね。

4.家計診断ができる

さらに。

少し細かいですが、月々の支出を入力すると。

アナタの家計費の使い方が適切かどうかを教えてくれます。

ここの入力には、食費や住居費・光熱費など生活費を載せないといけません。

松井FPは将来の設計だけでなく。

今の家計の状況も診断できます。

アナタの家で毎月どのくらい掛かっているのか把握するのに良い機会です。

やってみてくださいね。

5.投信積立シミュレーションができる

ライフプランシミュレーションを元にして。

投信積立のシミュレーションができます。

目標金額から月々の積立金額を決めるもよし。

月々の積立金額から将来の目標金額決めるもよし。

さらに詳しいシミュレーションを希望する人は。

ロボアドバイザー「投信工房」があります。

→参考サイト「投信工房」/松井証券

そちらも利用してください。

さすがは証券会社ですね。

ライフプランシミュレーションだけでなく具体的に商品も教えてくれる。

なかなか素晴らしいですね。

ゆうちょ銀行「ライフプランシミュレーション」


ゆうちょ銀行のライフプランシミュレーションは。

現在のアナタの暮らしぶりと今後の人生計画を入力するだけで

家計の状況の予測をグラフでカンタンに確認できます。

ゆうちょ銀行のライフプランシミュレーションの特徴

ゆうちょ銀行のライフプランシミュレーションの特徴は4つ。

1.ライフスタイルは具体的内容から選ぶ

2.現役時代と退職後の貯蓄額と負債額が分かる

3.FPからのワンポイントアドバイスやおすすめ商品が分かる

4.おすすめ商品を利用した場合に家計がどれだけ改善するかも再シミュレーションできる

ひとつずつ見ていきましょう。

1.ライフスタイルは具体的内容から選ぶ

入力は年齢や職業・貯蓄額。配偶者の有無と基本情報を入れます。

変わっている点はライフスタイルが具体的な内容だということです。

例えば。

今の生活スタイルは?の問いの三択は以下の通り。

・旅行に行ったり、欲しいものを買ったりと、貯蓄より生活を楽しむことを重視している

 

・少しでも安いものを探したり、何を購入するか何回も検討したりするなど、

お金の使い道を意識している

 

・欲しいと思っても必要のないものは基本的に買わず、貯蓄を重視している

 

引用 ライフプランシミュレーション 4.ライフスタイルについて/ゆうちょ銀行

「余裕」「普通」「節約」の3つの選択でも良いような気もしますが。

こちらの方が親しみ深いかもしれないですね。

ただ、文章が長いので選ぶのにちょっと時間がかかりそうです。

最終の結果を見て。

どれを選んだからどの金額が増えたのかがよく分からないのがちょっと残念ですね。

2.現役時代と退職後の貯蓄額と負債額が分かる

ライフプランシミュレーションを作成すると。

現役時代と退職後の貯蓄額と負債額が数字とグラフで出てきます。

分かりやすいですね。

定年後にいかに右肩下がりでお金が減っていくか。

グラフは時に残酷に事実を伝えてくれます。

3.FPからのワンポイントアドバイスやおすすめ商品が分かる

FPからのワンポイントアドバイスが載っています。

老後の生活が少し不安なので現役時代に貯蓄をしましょう。

というアドバイスの下に「あなたのおすすめの商品は?」

と出ますのでクリックすると。

おすすめ商品が出てきます。

こちらも現役時代と退職後にオススメの商品が出てきます。

親切ですね。

ちなみに郵便局らしく。

現役時代のオススメ商品は「定額貯金」でした。

3.おすすめ商品を利用した場合に家計がどれだけ改善するかも再シミュレーションできる

そして。

おすすめ商品を利用した場合にどれだけ改善するかも再シミュレーションできます。

実際に入力してみましたが、余り変化はありませんでした。

定額貯金だからだと思います。

定額貯金だと利率が低いですからね。

いろいろな商品で入力出来たらもっといいかもしれないですね。

参考サイト→ライフプランシミュレーション/ゆうちょ銀行

日本FP協会「ライフプラン診断」


日本FP協会とは。

ファイナンシャル・プランニングの普及を啓発しFPの養成をして活動しているNPO法人です。

日本FP協会では「ライフプラン診断」として。

「あなたはお金に困らない人生を送れる?」

とのキャッチコピーでライフプラン診断をすすめています。

お金に困らない人生、送りたいですよね!

日本FP協会のライフプラン診断の特徴


日本FP協会のライフプラン診断の特徴は3つ。

1.9つの質問の内容に答えるだけ!

2.10,000ケース以上のライフスタイルから将来の家計を診断

3.FPからのアドバイスもあり

ひとつずつ見ていきましょう。

1.9つの質問の内容に答えるだけ

9つの質問に答えるだけはカンタンですね。

世帯主の年齢・職業・配偶者有無・子どもの人数など。

自分で書き込む項目はありません。

しかも上記のようにイラストの画面なので楽しく選ぶことができます。

2.10,000ケース以上のライフスタイルから将来の家計を診断

10,000ケーズ以上のライフスタイルから。

①アナタと似ている

②診断してみたいライフプラン

いずれかを決定します。

診断するライフスタイル条件が決まると。

設定したライフスタイルで将来の家計の収支がどんな状況かグラフ化されます。

注意が必要なチェックポイントが赤く示されているのでチェックしやすいです。

例えば。

・子どもの教育費がかさむ時期

・貯金の残高がなくなるピンチの時

しっかりチェックできますね。

3.FPからのアドバイスもあり

FPから将来に向けてアドバイスを受けられます。

かなり長い文章で丁寧にアドバイスされています。

内容は個人的というよりも一般向けのように感じます。

子どもの教育ローン利用や住宅ローン完済の話などです。

4.くらしのワンポイント知識が分かる

ライフプラン診断が終わると。

画面の下の方で「くらしのワンポイント知識」が見られるようになっています。

①教育費に関する知識

②資産運用に関する知識

③住宅資金に関する知識

④老後の生活に関する知識

例えば。

①の教育費に関する知識を見ると。

「教育費が不足するときは?」

検討する順番として

奨学金→公的教育ローン→民間教育ローン

と、利率の低い順に紹介してくれています。

くらしのワンポイント知識は豆知識として利用したいですね。

参考サイト→ライフプラン診断/日本FP協会

スルガ銀行「ライフプランニングシミュレーション」


スルガ銀行は。

「ライフプランニングサービス」を行っています。

理想の未来を叶えるために

人生設計をしっかりとしたい人

現在から将来までいくら必要なのか確認したい人

スルガ銀行では面談での無料相談もありますが。

webでのライフプランニングシミュレーションがあります。

スルガ銀行のライフプランニングシミュレーションの特徴

スルガ銀行のライフプランニングシミュレーションの特徴は。

1.簡易シミュレーションと詳細シミュレーションがある

2.ライフイベントを趣味に渡るまで細かく設定できる

3.もしもの場合の試算もできる

ひとつずつ見ていきましょう。

1.簡易シミュレーションと詳細シミュレーションがある

①簡易シミュレーション

30秒でできます!

入力項目が少ないのですぐに出来ます。

ライフスタイルの入力がユニーク。

「倹約」か「標準」か「ゆとり」か。

非常に分かりやすいですね。

②詳細シミュレーション

詳細シミュレーションはじっくりと10分。

①の簡易シミュレーションは「基本情報」

そこにオプション設定として

「教育・結婚」「住宅」「ライフイベント」

「セカンドライフ」「その他収入」「年金」

「保険」「貯蓄運用」「生活費」

必要なオプションを入力することで詳細なシミュレーションを見ることが出来ます。

こちらはライフシミュレーションをして作成したライフイベント表です。

ライフイベントに基づいて収入と支出の比較など大変分かりやすいです。

他にも以下の3つのグラフと表も見ることができます。

①年度別の収支グラフ

毎年の収入と支出のバランスが分かる

②貯蓄残高推移グラフ

ライフプランをとおした収入と支出のバランスが分かる

③キャッシュフロー表

ライフプランをとおした収入と支出の詳細を数字で表にまとめています。

2.ライフイベントを趣味に渡るまで細かく設定できる

詳細設定で「ライフイベント」を設定しようとすると。

用途に「車」「家具・家電」「旅行」「趣味」に至るまで本当に細かく設定できます。

ここまで細かく入力できるライフプランシミュレーションは他にはないです。

3.もしもの場合の試算もできる

万が一の時。

病気や死亡の時。

生活が変わります。

そのために。

試算が出来るようになっています。

スルガ銀行のライフプランシミュレーションはかなり詳細で分かりやすいです。

時間をかけてじっくりと入力すればかなり参考になるでしょう。

参考サイト→ライフプランニングサービス/スルガ銀行

金融庁「ライフプランシミュレーション」


金融庁のライフプランシミュレーションは。

日本FP協会の了解をもらって日本FP協会の「ライフプラン診断」を参考にして作成しています。

金融庁のライフプランシミュレーションの特徴

金融庁のライフプランシミュレーションの特徴は。

1.12の質問に答えるだけで将来の家計を診断できる

2.非常にシンプル

ひとつずつ見て行きましょう。

1.12の質問に答えるだけで将来の家計を診断できる

12の質問の内容に当てはまるところをクリックしていくだけ。

年齢・性別・配偶者・子ども・年収・生活費・貯蓄額などを選ぶだけで診断されます。

2.非常にシンプル

金融庁というお役所のせいかどうかは分かりませんが。

必要なこと以外、一切装飾されていない。

非常にシンプルな画面。

良く言うとシンプル。

悪く言うと味も素っ気もない。

もう少し気持ちを引くような画面でも良いように思いました。

日本FA協会を参考にしたならなおさらです。

日本FA協会は9つの質問に答えるだけですが、色やイラストなどで工夫がされています。

内容は大事ですが。

やはり使いやすく興味を惹く工夫は必要ですね。

3.最低限のことが分かる

シミュレーション結果はグラフで表されます。

支出と収入、貯蓄額とのバランスが分かります。

何だかすごく少ない内容ですが、実は大事な事。

細かいことは分からなくても最低限押さえておきたい事は分かるのではないでしょうか。

アドバイスもありますが抽象的なので参考程度です。

参考サイト→ライフプランシミュレーション/金融庁

東海東京証券「ライフプランシミュレーション」

東海東京証券では。

「アナタの人生設計に役立つ、貯蓄収支診断」として。

ライフプランシミュレーションを行っています。

東海東京証券のライフプランシミュレーションの特徴


東海東京証券のライフプランシミュレーションの特徴は。

1.アナタの生涯を通じた家計簿の収支をシミュレーション

2.アナタのリスク許容度を計って投資のタイプを判断(ポートフォリオ提案機能)

3.試算配分モデルを使い貯蓄の改善をシミュレーション(モデルポートフォリオを提示)

ひとつずつ見ていきましょう。

1.アナタの生涯を通じた家計簿の収支をシミュレーション

シミュレーション方法は2つ

①かんたん版

かんたんな項目を選択するだけです。

年齢・性別・配偶者・子ども・金融資産・投資目標などです。

②詳細版

アナタのライフスタイル項目を詳細に指定したい場合は詳細版を使ってください。

かなり細かい設定になっていますので入力には結構時間がかかります。

①のかんたん版②の詳細版共に。

下記のようなグラフとキャッシュフロー表が出てきます。

選択した年齢の平均統計値との比較も分かりやすいです。

現在と将来の収支状況がひと目で分かります。

2.アナタのリスク許容度を計って投資のタイプを判断(ポートフォリオ提案機能)

投資経験はありますか?

どんな商品に投資していますか?

など、何項目かのアンケートに答えるとアナタの投資のタイプが出てきます。

これはなかなか面白いです。

上記の例では「堅実型」と出て来ました。

参考にもなりますので是非やってみてください。

3.試算配分モデルを使い貯蓄の改善をシミュレーション(モデルポートフォリオを提示)

最後にアナタの投資タイプから試算配分モデルを使って貯蓄の仕方のアドバイスがもらえます。

証券会社のライフプランシミュレーションだけあって提案力が素晴らしいですね。

グラフやキャッシュフロー表も見やすく。

しっかりと家計のことを考えたい人にとても良いと思います。

参考サイト→ライフプランシミュレーション/東海証券

以上6つのサイトのシミュレーンwebツールをお伝えしました。

いかがでしたか?

金融庁が作った非常に簡易的な物から証券会社が作った非常に詳しい物まで。

いろいろなタイプがありましたね。

いくつか試してみてください。

入力にはそんなに時間はかかりません。

試した結果でアナタに合うライフプランシミュレーションプランを使ってみてください。

ライフプランシミュレーションエクセルフォーマット2選


ここまで企業などで作成したwebツールのライフシュミレーションプランを紹介しました。

次に。

エクセルを使ったフォーマットを紹介します。

エクセルのフォーマットを使ったライフプランシミュレーション。

こちらも無料で手に入ります。

エクセルを使ったライフプランシミュレーションを使うメリットは2つ。

1.見直しが簡単にできる

2.自由に直しやすい

ライフプランは1回作ったら終わりではありませんよね。

毎年見直したり適宜見直しが必要。

そんな時に。

エクセルでは条件を変えたり項目を追加・削除も簡単にできます。

また、web上のものだと今ひとつ自分の条件にあってなかったりして。

ここがこうだったらなぁと思うこともあるでしょう。

そんな時に。

エクセルだったら自由に自分流に直して使える。

アレンジが自由に出来るのでオススメです。

この2つのメリットがあるエクセルのライフプランシミュレーションフォーマットを紹介します。

1.FP中川優也さん作「ライフプラン表雛形」

2.FPウェブシュフさん作「ライフプラン表ひな形」

FP中川優也さん作「ライフプラン表雛形」

FP中川優也さんのライフプラン表雛形は。

パソコンだけでなく、スマホでも作成が可能となっています。

現在、アンケートに答えてサイトに登録した人のみ見れるようになっています。

アンケートはアナタの性別や生年月日などカンタンなものです。

しかし自分のメールアドレスなど個人情報も入力しないと見れません。

無料で使えるのですが、販売価格が実際は10,000円など書かれていますので

気になる方は利用しないでくださいね。

参考サイト→FP中川優也さん作「ライフプラン表雛形」

FPウェブシュフさん作「ライフプラン表ひな形」

FPウェブシュフとは。

FP1級社労士試験合格者の中川勉さんのメディアです。

「人生100年時代を学びでサバイバルすること」をテーマとしているそうです。

とても勉強熱心な中川さんの作るライフプラン表のひな形はどんな物なのでしょうか。

ひな形ですので、アナタの実際の数字を入力していけば作成できます。

内容は。

・ライフイベント表として

①家族の年齢

②イベント

旅行・車・教育・葬儀などを項目ごとに書き込めるようになっています。

・収入

家族それぞれの収入が書き込めます。

・支出

光熱費・通信費・ガソリン代・交際費・医療費など家計簿に記入する項目とおおよそ同じです。

項目ごとに支出が書き込めます。

色分けもしていて非常に分かりやすい。

お金の動きがとてもよく分かります。

※FPウェブシュフさん作の「ライフプラン表ひな形」はこちらです。

なお。参考サイトにリンクを貼りましたが、リンク先に詳しく作成の方法が載っています。

参考にしてみてください。

参考サイト→エクセルを使ったライフプランの立て方~ライフプラン表の作り方/FPウエブシュフ

まとめ


ライフプランシミュレーションについてお伝えしてきましたがいかがでしたか?

ライフプランのシミュレーションをしてみたくなりましたか?

私たちが漠然と抱えているお金の不安はお金の流れの「不透明性」だったんですね。

何となくお金がなくなっていく。

何に使ったか分からなくなっていく。

そんな状態では老後はますます不安になってしまいます。

ひとつひとつのライフイベントをチェックして細かく設定していくと。

今から準備していくべき金額が「透明化」していきます。

そうすると不安感がなくなり目標ができます。

そこまで詳しくやらなくても、せめていくら足りないくらいは知りたい。

そんな方は。

カンタンに入力できるツールもありましたね。

まずはそこから始めてみてください。

アナタの長い人生が豊かな人生になりますように。

まずは一歩からはじめてみてくださいね!

アナタの未来を応援します。

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