保険の窓口で学資保険の相談はできる?保険の窓口3つの特徴と相談できる保険の種類まとめ

学資保険のパンフレットをたくさん眺めて、「やっぱりよくわからない!」と頭を抱えている人はいませんか?

誰かに相談しようかと思ったとき、思い浮かぶのは、街のいろいろな場所にある「ほけんの窓口」ではないでしょうか。

ほけんの窓口には、「いろいろな保険をまとめて知れる」「特定の保険会社の商品を営業されなさそう」というメリットがいくつもあります。

その反面、担当者の知識のムラなども心配されますが、実際はどうなのでしょうか?

まずは、ほけんの窓口がどのような場所なのかを知って、上手に活用してみましょう。

ほけんの窓口の3つの特徴

「ほけんの窓口」は、ほけんの窓口グループ株式会社が運営する、保険の来店型ショップです。

「株式会社なのか」とはじめて知った方も多いかも知れません。ほけんの窓口は、一見中立的に見えますが、れっきとした株式会社です。

それでは、ほけんの窓口の特徴を見ていきましょう。

1、規模が大きく、店舗がたくさんある

来店型の保険ショップはほかにもありますが、何より規模が大きいことが特徴です。保険ショップ業界ではNo1の店舗数があり、行きやすい店舗を選ぶことができます。

各店舗にはファイナンシャルプランナーの資格を持ったスタッフや、経験豊富な専門家がいますから、そのような方に当たるとラッキーです。

対応エリアは限られますが、無料で自宅に訪問してもらうこともできます。

「店舗に行けたらいいけど、介護や育児で自宅から出られない」という方にとってはとても便利ですね。

2、無料で相談できる

保険の新規加入、見直しから、契約後のアフターフォローまで、窓口で何回相談しても無料です。

強引な勧誘などはされないため、落ち着いて内容を比較することができます。

新規加入だけではなく、現在加入している保険の見直しの相談もできるため、「ちょっと聞いてみようかな」と思ったら、気軽に行くことができそうです。

3、安心できる

自宅やカフェで保険の営業担当者に勧誘されるのは恐い…という方にとって、オープンなスペースで相談ができるのは安心なことです。

また、女性の相談者に限り、女性の担当者を希望することができます。

店舗によっては、無料キッズコーナーや授乳スペースがあるので、家族と一緒に相談に行くことも可能です。

相談できる保険の種類は?学資保険はどうなの?


ほけんの窓口は、一社専業の代理店ではないため、多くの保険会社の商品を取り扱っています。

公式サイトによると、2019年2月現在
・生命保険会社28社
・損害保険会社17社
の取り扱いがあるということです。

もちろん、中には「保険会社専売で、ほけんの窓口では加入できない」という商品もありますし、店舗によって取り扱い保険会社や商品に差はあります。

しかしこれだけのラインナップから商品を選べるというのは、大きなメリットでしょう。

また、国内のほとんどの保険会社を取り扱っているということは、「学資保険を扱っている保険会社」のほとんどにアクセス可能!ということでもあります。

そのため、パンフレットや商品シミュレーションなども、まとめて手に入れることができそうです。

しかし、ほけんの窓口に限らず、来店型ショップやファイナンシャルプランナーに個別に学資保険に相談するときには、デメリットもあります。

「学資保険は不要」といわれる可能性がある

まず、学資保険は「ファイナンシャルプランナーや専門家によっては、否定的な人も多い」ということを知っておきましょう。

保険や金融について詳しい人の中には、「学資保険の加入は損、教育費を貯めるなら、もっといい運用方法がある!」というポリシーを持っている方も少なからずいらっしゃいます。

お金の貯め方に100点満点はありませんから、いろいろな意見があって当然です。しかし「学資保険に入りたいな」と思って窓口を訪ねた人にとっては、迷いの元となることも多いので、注意が必要です。

自分で賢く貯めたい!と思うなら、話は聞いてみて!


学資の名目で、子どもの18歳までにこれだけ…と明確な目的を持っているなら、学資保険という名前の商品でなくても、もっと増やせる可能性はあります。

ほけんの窓口で、経験豊富な人に当たれば、そんな提案をされることもあるでしょう。

そのとき、メリットとデメリットを考えて、自分で納得して選択できるのなら、「結果的に学資保険ではなく、低解約金型終身保険と、一時払い終身保険の合わせ技で運用益を上げることにした!いいことを聞けて良かった!」ということになっても、もちろんOKです。

よく分からないから、丸投げしたい!という方は、迷わないように

しかし、「お金のこと、保険のことがよく分からないから、誰かに助けて欲しい」「毎月勝手に引き落とされる学資保険でないと、管理できない」という方にとって、お金の運用はなかなか難しいことも多いでしょう。

そう思ったら、「学資保険以外にも、こんな方法がありますよ」という声は、いったん横に置いておき、「学資保険の中から選ぶ!」という強い意志を持ってください。

そして、その気持ちに寄り添ってくれる担当者を選びましょう。そうではないと、納得してお金を預けることなどできないからです。

学資保険で行く!と決めたら、直営ショップも視野に入れて

ほけんの窓口のメリットは、さまざまな保険会社の商品を扱っていることですが、デメリットは、担当者がその会社の商品に精通していない可能性もある、ということ。

40社もの保険会社の、数百の商品すべてを深く理解している人はいません。

もし、「学資保険、A社かB社か迷うな…どうしようかな…」というところまで絞り込めているのなら、A社・B社の直営窓口に聞いてみることをおすすめします。

その学資保険のすべての情報は、その会社の窓口にあるからです。

もちろん、A社・B社の学資保険についてとても詳しい担当者に、ほけんの窓口でめぐり合えたら、それはそれでラッキーです。

利用する前に知っておきたい4つのこと!

それでは、ほけんの窓口を賢く利用するために知っておきたいポイントを見ていきましょう。

1、規模と立地


ほけんの窓口の店舗には、大きいところと、比較的小さなところがあります。

これにはそれぞれメリットとデメリットがありますが、一番初めに行くなら大きめの店舗を選んでみてはいかがでしょうか。

大きな店舗には複数のファイナンシャルプランナーが在籍していたり、経験豊富なスタッフがいたりする確率が上がります。

しかし、いざ保険契約!となると、複数回は足を運ぶことになるため、自宅から通いにくい場所にあると、手続きに手間がかかってしまいます。

大きさだけではなく、行きやすいというのも、立派なメリットです。

2、電話予約がおすすめ

必ずしも予約は必要ではありません。しかし、土日や混雑日には、待たされることもあります。

効率よく相談をするためにも、電話予約をしてから行くのがおすすめです。

また対応してくれる担当者にも、事前の心の準備ができている方が、気持ち良くコミュニケーションが取れるというメリットもあります。

3、担当者の変更も可能

はじめに話をした担当者が、なんだか合わないな…と感じたら、変更を申し出ることも可能です。

保険や家計の相談は、とにかく相性が大事です。

こんなにネットやAIや…と、対面ではなく商品を選べる時代になっても、やはり人に相談しないといけないということは、保険にとってマンツーマンコミュニケーションがいかに大切か…ということを表しています。

知識レベルももちろんですが、話しやすく、家計の悩みに寄り添ってくれる担当者に出会える機会を大切にしましょう。

4、複数の保険会社の契約には注意

ほけんの窓口は、多くの保険会社の商品を扱っているがゆえに、複数の会社での契約をすすめられることがあります。

これは会社を超えて、一番ベストな商品を組み合わせることができるという大きなメリットを持ちますが、契約後の管理が複雑になるというデメリットもあわせ持っています。

たとえば「学資保険」「医療保険」「終身保険」をそれぞれ別の会社で契約した場合、保障内容のバランスはOKでも、3社で「支払い口座、クレジットカードの管理」「手続き書類の提出」「公式サイトにログインするためのパスワード管理」など、さまざまな手続きの手間が3倍になります。

また引っ越し、結婚、離婚、などライフイベントがあった場合、それにともなう住所変更、名義変更、受取人変更なども、なかなかに大変になることを覚えておいてください。

ほけんの窓口で学資保険を相談、向いているのはこんな方!


ここまでメリットとデメリットを見てきましたが、ほけんの窓口はとっても便利な場所です。なにしろ、欲しい資料や情報がいっぺんに手に入りますから。

ほけんの窓口に活用に向いているのは、お金の活用のためならアクティブに動ける方、また、増やす方法を知ったらワクワクできる方です。

そのような方は、ほけんの窓口でどんどん相談してみてください。

逆に、「保険は面倒。人任せにしたい」という方には、デメリットも大きいかも知れません。たくさんの商品の中なら、自分で選択しなくてはならないため、結局面倒になってしまった…という声も聞かれます。

とはいえ、うまく利用することでメリットは増えるはずです。せっかくの学資保険の検討ですから、納得できプランにめぐり合えるといいですね。

まとめ

ほけんの窓口には、取扱保険会社が多いというメリットがありました。また、ファイナンシャルプランナーなど専門スタッフに広い視野で相談できるというのも、なかなか嬉しいことでしょう。

ただし、たくさんの意見を聞くことで「迷い」が生じる可能性もありますから、ご自身で選ぶんだ!という気持ちで利用することで、よいプランに出会える確率が上がるでしょう。

せっかくの「来店型」のメリットを十分に受け取れるようにしてみてください。

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