保険のビュッフェは、「株式会社FPパートナー」が提供している、無料保険相談サービスです。
ビュッフェというからには、いろいろな保険を好きなように選択できるの…?というイメージを持てますね。
しかし、「無料相談」に関しては、いろいろな会社が行っているので、特に珍しいものではないし…保険のビュッフェならではのメリットと、デメリットってなんだろう?
そうお考えの方に、ズバリお伝えするなら、「保険のビュッフェは、プロのFP(ファイナンシャルプランナー)による無料相談です」ということ。
店舗型ではなく、訪問型なので、自分の都合のよい場所にFPに来てもらって、いろいろ相談ができるのです。
それでは、保険のビュッフェを使う前に知っておきたい特徴や、どんな進め方なのかを詳しく見ていきましょう。
保険のビュッフェの特徴

保険のビュッフェは、訪問型の保険無料相談サービスです。
訪問型に対するものに、「店舗型」のサービスがあります。
繁華街やショッピングモールに中に店舗があり、そこで保険の相談ができる…というスタイルが「店舗型」ですが、保険のビュッフェは、担当者が顧客のところに訪問するというシステムでサービスを提供しています。
厳密には、店舗もあるのですが、店舗だけではなく「自宅」「レストラン・カフェ」「勤務先」など、都合の良い場所に来てもらうことができるため、場所の選択肢は広いといえるでしょう。
では、保険のビュッフェのサービスとはどのようなものなのか、特徴を見ていきましょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)が相談に乗ってくれる

保険のビュッフェで保険相談にのってくれるのは、FP(ファイナンシャルプランナー)です。
保険のビュッフェには、FPの国家資格を持った専門家が約1000人所属しており、全員が「お金の専門家」であることに特徴があります。
FPは、試験を受ければ、一般の人でも取れる資格です。
しかし資格を取るのは、保険会社・銀行・証券会社に勤める人がほとんど。会社で取ることが義務付けられていることも多く、金融業界で働くには必須…ともいえる資格なのです。
保険のビュッフェに限らず、保険相談サービスや保険代理店で出会うファイナンシャルプランナーは、保険会社の出身であることが多いでしょう。
「資格はあるけれど、実務経験はありません」という人に相談に乗ってもらっても意味はないですよね。
そう考えると、「有資格&実務経験」というのは、頼れるポイントでもあります。
また保険のビュッフェでは、「保険以外にも、お金にまつわる知識・経験が豊富なFPが、お客さまにとってベストな方法を多角的にアドバイス」とアピールしています。
学資保険を始め、貯蓄計画をトータルで考えたいな…という方には、メリットがありそうです。
保険のビュッフェではFPが直接訪問してくれるので顔が見える

保険のビュッフェの公式サイトからは、全国にいるFPの検索が可能です。
そこには、きちんとした顔写真、プロフィールや対応地域が公開されています。
これは、「FPとして、プロの仕事をしている」という人にしかできないことですので、信用度は上がりますよね。
ただし、無料相談の申し込み時に、FPを名指し指名することはできなさそうです。
希望日時・場所に合わせて、保険のビュッフェがFPを選定し、手配をしてくれるという流れになります。
来店型ではなく、FPに訪問してもらうスタイル
FPは、対応地域の中ならどこへでも出張してくれます。
手が離せないから自宅へ来て欲しい、もしくは、家に上げるのはイヤなのでファミレスで会いたい…など、人それぞれに理由はあるはずですので、都合に合わせてくれるのは助かりますね。
またFPへの交通費支払い、飲食代の支払いは不要です。
それらはFPが自分で支払いますから、あなたは自分の分だけ支払ったらいいようになっています。
保険のビュッフェは無料で相談でき、無理な勧誘はされない

これは当たり前のことでもありますが、相談したからといって、無理な勧誘はされないようになっています。
口コミを見ても、「本当に勧誘されなかった」というものが上がっていますから、基本的にイヤな思いをすることはなさそうです。
何回、何時間相談しても、料金はかかりません。ただし、無料相談の申し込みは、1世帯1回限りになります。
保険のビュッフェで相談できる保険の種類~学資保険はどうなの?

保険のビュッフェで学資保険について相談することは可能なのでしょうか?
目当ての保険会社を取り扱っているか、確認が必要
まず、保険のビュッフェに所属しているFPが取り扱える保険会社には、限りがあります。
そのため、「あの会社の保険を検討したい」と、明確に決まっているのであれば、まずは取り扱いが可能かを聞く必要があります。
当然ですが、どんな優秀なFPであっても、自分の取り扱い範囲外の保険についての知識はあまりありません。
たとえば、あなたの条件にある程度合致する学資保険が5社あるとして、それをすべて比較したいな…と思ったとしても、保険のビュッフェですすめられる学資保険が3社に限られているのであれば、選択肢は狭まります。
自分の意思に沿って検討を進め、公平なアドバイスが欲しい…ということであれば、5社からあらかじめシミュレーションを取り寄せておき、具体的な試算の部分から見てもらうという方法もあるでしょう。
学資保険以外の商品をすすめられる可能性もある

学資保険は子どものためのものではありますが、お金を払うのは契約者(親)です。
そのため、将来的に受け取って、何に使うかは契約者の自由です。そうなると、「学資保険」という名称の商品ではなくても、返戻率がよい貯蓄性商品も視野に入ってくるでしょう。
プロのFPの中には、学資保険という商品をあまりすすめないポリシーを持っている方もいます。
その場合、終身保険などをすすめられる可能性がありますが、まずは柔軟に話を聞いてみましょう。
その上で「やっぱり学資保険という体裁の商品でないと、イヤだな」と思ったのであれば、その意志はきちんとつたえて納得して加入できるようにしましょう。
相手はお金のプロ。貯蓄という目線で相談してみて

学資保険を有効に活用するためには、単品として見るのではなく、家計全体のバランスを見ることが大切です。
ローンはあるのか、夫婦の収入のバランスはどうなのか、生命保険の備えはどれくらいあるのか…そのあたりが分かって、はじめて有効なアドバイスを受けることができます。
相手はプロのFPですから、単品の学資保険の内容だけでその良し悪しを判断することはありません。
逆にいうと、「よく分からないから、決めてください」というスタイルの相談場所ではない、ということです。
お金のプロに有益なアドバイスをもらうためには、自分の情報開示と、どうしたいか・何が欲しいかをはっきりと意見できる姿勢も必要です。
保険のビュッフェ、賢く利用するポイントとは

それでは、保険のビュッフェの保険相談を使ってみよう、と思った方に、賢く利用するためのポイントをお伝えしましょう。
事前準備

どこで会うにしても、事前準備は必要です。
「この保険以外に、どのような商品を検討していますか?」
「ローンの残高は、だいたいどれくらいあって、いつ支払いは終わりますか?」
など、家計に関する質問には答えられる方がいいですね。
こちらの意志がまだ決まっていない場合、プロのFPはあまりガツガツ聞いてこないでしょう。
しかし、相手にある程度の情報を提示しないと、いいプランを出してもらうことはできません。
もし自宅に来てもらうケースでも、「あれ?証券ってどこにあったっけ…」というバタバタした時間がないようにしましょう。
手続きも助けてくれる
ネットで入る保険も人気ですが、ネット加入のデメリットとして、手続き時の不備がぜんぶ自分の責任になるということがあります。
また、よく分からないから…と、適当なところにチェックを入れてしまい、契約上の問題が発生する…というケースもあるでしょう。
保険のビュッフェでは、手続きの助けもしてくれます。
また、加入して数年たって、保険の請求や手続きが必要になったときも、担当FPがサポートしてくれるため、安心です。
保険のビュッフェは担当者の変更も可能

保険のビュッフェに所属しているFPはプロといっても、相性はあります。
これが対面型の最大のデメリットでもあるのですが、「なんかこの担当者、気が合わないな…」「違う人がいいかも…」と思っても、なかなかそれを本人にいうことって難しいですよね。
もし、担当になったFPに「??」と思ったら、交替保証制度が使えます。交替料金や人数制限がないということなので、納得できるまで対応してもらいましょう。
保険のビュッフェでの学資保険を相談、向いているのはこんな方!

保険のビュッフェでの学資保険の相談が向いているのは、以下のような方です。
店舗にいくことができない
事情があって、あまり家をあけられない…という方や、忙しいので仕事の合間の時間にカフェなどで相談がしたい、という多忙な方におすすめです。
こちらの負担なしで、どこでも場所を指定することができる…というのは大きなメリットです。
プロにいろいろ聞きたいが、一社専属の人はイヤだと思っている

保険のこと、家計のことをたっぷり相談したい。でも、〇〇保険会社の営業マンは、いくら経験と知識が豊富でも、その会社の商品だけすすめてくるのでイヤだな…。
こう思っている方も多いでしょう。
その場合は、数社を扱うこともできるプロのFPに聞けるのがベストです。
とにかくハイレベルのプロに会いたい
保険のビュッフェには、2018年度MDRT会員が218名在席しています。
MDRTとは、卓越した生命保険と金融サービスの専門家による国際機関。
1927年に発足したMillion Dollar Round Table (MDRT)は、卓越した生命保険・金融プロフェッショナルの組織です。世界中の生命保険と金融サービス専門家66,000名以上が所属する独立したグローバルな組織として、500社、72カ国で会員が活躍しています。会員は専門家として豊富な知識を有し、厳しい倫理規定を遵守し、卓越した顧客サービスを提供しています。MDRT会員は国際的に生命保険と金融サービス事業の優績者であると評価されています。(2018年8月現在)
会員は厳しい倫理基準を満たし、顧客サービスのレベルが高いことで知られています。
この場合のハイレベルとは、知識量だけではありません。
まったく知識のない人に分かりやすく解説ができる、本当に寄り添った提案ができる…という、ホスピタリティの部分も求められます。
そのようにレベルの高いFPにめぐり合えて、さらに相性もよかったら、一生のお付き合いになるかも知れませんね。
まとめ

さまざまな無料保険相談サービスがあるなか、保険のビュッフェはとにかく「質の高いFPがいます」ということを打ち出しています。
もし利用するなら、そのメリットを最大限に受け取るようにしましょう。
プロ目線で家計や家族の将来に紐付けて、学資保険を選べたら、それはとてもいいことです。
ただし、プロだからといって何でも信じていいかというと、それは別。自分自身が納得して加入できるように、アドバイスを利用して、意見を固めることが大切です。

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