アヒルが「アフラック!」と鳴くCMは皆さんご覧になっていることと思います。
アフラックと言ったら「がん保険」
「がん保険」と言ったらアフラック。
というくらい、がん保険がとても有名なアフラック。
でも今回のタイトルが「アフラックのがん保険」ではなくて「アフラックの学資保険」。
え?アフラックで学資保険を取り扱っているのだろうか?
と、ギモンに思った方もいることでしょう。
確かに、CMではがん保険や医療保険しか見たことがないかもしれません。
でも。
アフラックで学資保険は取り扱っています。
アフラックの学資保険ってどんな内容の学資保険なんだろう?
アフラックの学資保険のメリット・デメリットを知りたい。
アフラックの学資保険の返戻率ってどうなの?
アフラックの学資保険の評判・口コミを知りたい
いろいろなギモンを持ったアナタのために。
これからアフラックの学資保険について次のことをお伝えしていきます。
1.アフラックの学資保険の種類と特徴
2.アフラックの学資保険のメリットとデメリットは?
3.アフラックの学資保険の加入シミュレーション
4.アフラックの学資保険の返戻率を徹底比較!
5.アフラックの学資保険の口コミ・評判
6.プレゼント・キャンペーン情報
最後まで読めば、アフラックの学資保険のことがよく分かるでしょう。
是非、読んでくださいね。
学資保険とは?何のために加入するのか

子どもが生まれて一番最初に考えることは子どもの「教育資金」でしょう。
教育資金を準備するために生命保険の「学資保険」を利用するご家庭も多いかと思います。
では。
学資保険は何のために加入するのでしょうか?
学資保険は次の2つの事を目的としています。
1.貯蓄が目的
2.保障が目的
ひとつずつ説明します。
1.貯蓄が目的
子どもが生まれてから一番必要性を感じるのは子どもの教育についてではないでしょうか?
教育するにはお金が掛かります。
教育資金をどう準備しようか考えますよね。
学資保険に加入する人は子どもの「教育資金を貯める」目的で加入します。
現在、マイナス金利が続いており、銀行に預けても年0.001%の利息しかつかず。
そんな中で少しでも利率の良いところで貯めていきたいですよね。
学資保険は子どもが大学に行くまでの長期間の契約になります。
そのため、資金が動かせないこともあり利率は高めです。
資金を動かせない。
と言うことは。
なかなか貯金を出来ない人も強制的に毎月口座から振替されます。
計画的に貯めやすいことも利点のひとつです。
利率の高さは学資保険では「返戻率」として比較をしています。
返戻率の計算方法は後ほどお伝えしますね。
返戻率の高さで学資保険を選ぶ人がとても多いです。
ですから返戻率がどれくらいあるのかを中心にお伝えしていきます。
2.保障が目的

学資保険のもう1つの目的は「保険」としての「保障」です。
学資保険は単なる貯蓄ではないのです。
学資保険はとても特殊な保険のしくみをしています。
普通の保険は被保険者の保障となるのですが。
学資保険の場合は、契約者(保険料を掛けていく人)の保障がついているのです。
契約形態は一般的には
契約者(親)
被保険者(子)
となります。
契約者である親に万が一のことがあった時の保障がついています。
「保険料払込免除」です。
契約者に万が一の事があった時には以降の保険料を支払わなくても良い。
学資金は当初の契約通り受け取ることが出来ます。
ほとんどの学資保険に「保険料払込免除」がついています。
最低限、契約者死亡もしくは高度障害の時となっています。
さらに。
保障型の学資保険ですと、契約者が3大疾病・7大疾病の時にも保険料免除となる契約も。
死亡することはなかなかないにしても、3大疾病・7大疾病などにかかる確率は高いですよね。
3大疾病・7大疾病にかかった時にも保険料免除になるのはとても助かります。
また、「育英年金」を特約でつける事ができる学資保険もあります。
契約者が亡くなった後から満期の間に毎年年金が受け取れるものです。
契約者である親に万が一の事があると。
たちまち家計の状況が一転してしまい、教育資金をまかないきれなくなります。
そんな状況を補填するための保険です。
なお。
被保険者である子どもの医療保障や死亡保障を特約として付けられる学資保険もあります。
子どもはケガや病気で入院しがち。
そんな時に特約がついていると助かりますね。
このように。
学資保険にはこのように保障が手厚くついているものもあります。
保障部分も学資保険では大事ですね。
ただし。
保障分=掛け捨て部分となりますので。
保障が大きいと返戻率は下がります。
この点は頭の中に入れておいてくださいね。
学資保険の返戻率について

学資保険の中で重要なのが「返戻率」。
学資保険は貯金をするよりも利率が良いと言われています。
何故か?
保険契約は長期間に渡っていること。
長期間、下ろすことができないことが理由となります。
昨今のマイナス金利の影響で学資保険の利率も軒並み下げられて厳しい状況です。
しかし。
貯蓄的要素の高い学資保険は高い利率をキープして頑張っている会社もあります。
そこで。
返戻率について改めて説明します。
<返戻率>とは
支払った保険料に対して解約や満期の時にどれだけお金が受け取れるかを
示した割合の事。
※戻ってくるお金÷支払保険料総額✕100=返戻率
例えば。
1.満期時に学資金総額が210万円 支払保険料総額が200万円だとすると。
210万÷200万✕100=105%
105%の返戻率 |
2.満期時に学資金総額が190万 支払保険料総額が200万円だとすると。
190万÷200万✕100=95%
95%の返戻率 |
1の場合、返戻率が100%を超えていますので元本より増えています。
2の場合、返戻率が100%を切っていますので元本割れということになります。
ですから返戻率が高ければ高いほど貯蓄的要素が高いことに。
それではこれからアフラックの学資保険を紹介していきます。
がん保険や医療保険で有名なアフラック。
がん保険や医療保険と言うと、掛け捨て保険ですよね。
掛け捨て保険が得意なアフラック。
アフラックの学資保険は返戻率はどのくらいあるのでしょうか。
後ほど返戻率のシミュレーションもしますので読んでくださいね。
アフラックとはどんな会社?

アフラック。
アフラックの正式名称は「アフラック生命株式会社」です。
持ち株会社であるアメリカのアフラック・インコーポレッドの子会社です。
2018年4月に日本法人化しました。
アフラックと言ったら「がん保険」が真っ先に思い浮かぶでしょう。
アフラックが日本市場に進出したのが1974年。
今から40年以上前になります。
日本で最初にがん保険を販売したのがアフラック。
そしてアフラックのシンボルマークがアフラックダック。
アヒルです。
アメリカからやって来たアフラックのアヒル。
言葉は「アフラック!」しか言えないそうです。

アメリカではアヒルは「家族」や「親しみ」を表す動物なんです。
また、アヒルの鳴き声は「クワック!」となり、「アフラック!」とも似ているところからかもしれませんね。
さて。
アフラックでは2009年3月に「アフラックの夢みるこどもの学資保険」を販売しました。
ここではがん保険の話ではなくて「学資保険」の話をしていきたいと思います。
アフラックの学資保険の特徴

では。
アフラックの学資保険の特徴を次の2つに分けてお伝えします。
1.アフラックの学資保険はどんなプランがある?
2.アフラックの学資保険 基本情報
アフラックの学資保険はどんなプランがある?
アフラックの学資保険は1種類です。
「夢みるこどもの学資保険」と言います。
しくみは。
高校入学時に学資一時金を。
大学入学時から毎年学資年金を4回受け取れる。
全部で5回の学資金を受け取る事が出来ます。
しくみは貯蓄型の学資保険です。
アフラックの学資保険 基本情報

ではアフラックの学資保険「夢みるこどもの学資保険」の基本情報をまとめてみましょう。
<基本情報>
夢みるこどもの学資保険 | |
保険料払込期間 | 10歳・17歳・18歳 |
保険期間 | 20歳・21歳 |
学資年金支払開始年齢 | 17歳・18歳 |
保険料払込方法 | 月払・半年払・年払 |
契約者加入年齢 | 男性 18歳~50歳
女性 16歳~50歳 |
被保険者加入年齢 | 0~7歳 |
保険料払込免除特則 | あり |
育英年金特約 | なし |
こども医療特約 | なし |
1.保険料払込期間は 10歳・17歳・18歳の3種類です。
2.保険期間は20歳・21歳の2種類です。
3.学資年金支払開始年齢は17歳・18歳から選べます。
3.保険料払込方法は月払・半年払・年払の3種類あります。
4.契約者の年齢は 被保険者(子ども)の年齢と保険料払込期間によって変わります。
保険料払込期間と被保険者・契約者年齢との関係性を一覧表にまとめてみました。
被保険者年齢
0歳 |
1歳 |
2歳 |
3歳 |
4歳 |
5歳 |
6歳 |
7歳 |
|
保険料払込期間
10歳 |
契約者
年齢 男 18~50 女 16~50 |
男 同左 女 同左 |
男 同左 女 同左 |
男 同左 女 同左 |
男 同左 女 同左 |
男 同左 女 同左 |
——— ——— ——— ——— |
——— ——— ——— ———
|
17歳 | 男
18~50 女 16~50 |
~49
~50 |
~49
~50 |
~48
~50 |
~47
~50 |
~45
~50 |
~43
~50 |
~39
~45 |
18歳 | 男
18~50 女 16~50 |
~49
~50 |
~49
~50 |
~48
~50 |
~46
~50 |
~44
~50 |
~41
~48 |
~37
~43 |
10歳払込の場合は契約者の年齢は一律ですが。
17歳・18歳の払込の場合は実に細かい年齢設定になっています。
特に男性は1歳刻みで細かい設定ですね。
5.保険料払込免除特則あり
契約者に万が一のこと(死亡・高度障害・身体障害)があった場合。
以降の保険料の支払いが免除となります。
学資金は最初の契約通り受け取る事が出来る。
アフラックの保険料払込免除特則は。
別段内容が濃い訳ではなく、学資保険に一般的に付加されている範囲の特則です。
6.育英年金特約
ありません。
7.こども医療特約
ありません。
医療保険が充実しているアフラックですが。
医療特約が付けられないのは残念な感じがしますね。
アフラック学資保険の6つのメリットと3つのデメリット

それでは次にアフラックの学資保険のメリットとデメリットについてお伝えします。
メリットは6つ
メリットは以下の6つです。
1.学資金の受け取り方がシンプルで分かりやすい
2.契約者の条件が広い
3.契約の限度が広い
4.保険料払込免除特則が付いている
5.学資年金を一括して先取りできる
6.クレジットカード払いができる
ひとつずつ説明します。
1.学資金の受け取り方がシンプルで分かりやすい

アフラックの学資保険「夢みるこどもの学資保険」はしくみが1種類でシンプル。
高校入学時に学資一時金が。
大学入学時から4年間に渡って毎年学資年金が受け取れます。
合計で5回の学資金が受け取れます。
高校入学時の学資一時金は自動的に据え置かれますので必要な時に受け取れます。
(ただし据え置き期間は第1回目の学資年金の支払開始日まで。)
2.契約者の条件が広い
一般的に学資保険の契約者は親・祖父母までが多いです。
アフラックの学資保険は契約者の条件が広いです。
「父・母・3親等内の親族、または被保険者(子ども)を扶養する人」が条件。
3親等というとおじさん・おばさんまで該当になります。
さまざまな家庭の事情での加入が対応出来る保険です。
3.契約の限度が広い

1契約につき学資金受取総額120万円~1,500万円まで契約できます。
ただし。
出生前加入特則(出生140日前から加入できる)がついている場合。
母親が契約者の場合は、学資金受取総額180万円までと制限があります。
4.保険料払込免除特則が付いている
アフラックの保険料払込免除特則は。
契約者に万が一のことがあった時に以降の保険料の支払いが免除となります。
学資金は契約時と同様の金額が支払われます。
契約に万が一のことがあった時とは。
次の3つが該当となります。
1.死亡
2.所定の高度障害状態
3.不慮の事故による身体障害状態(事故から180日以内)
なお。
1の死亡の場合で、自殺の時は。
契約して保障が始まってから3年以内の自殺の時は保険料の払込免除はされません。
契約者の法定相続人に払込保険料相当額を支払って契約は消滅します。
5.学資年金を一括して先取りできる

大学入学時から4年間に渡って毎年学資年金を受け取れます。
また学資年金の支払い開始時以降に一括して学資年金を受け取る事も可能です。
つまり。
大学入学時にお金がまとめて必要になった時には。
4回分をまとめて受け取ることが出来ます。
ただし。
早く受け取ることになりますので、年金で受け取って行くよりも金額は減ります。
6.クレジットカード払いができる
アフラックの学資保険はクレジットカード払いが出来ます。
保険料をクレジットカード払いで支払っている人が多いです。
それはクレジットカードで支払うとポイントがつくから。
保険契約は長期に渡るものですから、総合的に見るとかなりのポイントがつき魅力的ですね。
デメリットは3つ

では、デメリットはどうでしょうか?
次の3つです。
1.返戻率が低い
2.子どもの医療特約がつけられない
3.学資金が入学・進学のタイミングに間に合わない場合あり
ひとつずつ説明します。
1.返戻率が低い
アフラックの学資保険は貯蓄型です。
保障は保険料払込免除特則のみ。
保険料払込免除特則も、特段保障が厚い訳ではありません。
(契約者の死亡・高度障害・特定の身体障害状態の時のみ該当)
ですが、マイナス金利政策により、大幅に返戻率が下がってしまいました。
残念ながら現在は元本割れをしています。
2017年のマイナス金利政策前と後で比べてみると。
<条件:払込期間 18歳 総受取額 300万円>
2017年3月以前 返戻率 105.2% ↓ 2020年1月 返戻率 96.2% |
マイナス金利政策前と比べると。
実に9%も返戻率が下がりました。
2017年3月まででしたら返戻率も魅力があったのです。
以前の口コミを見ると「アフラックの学資保険は返戻率が良い」という口コミが散見されました。
現在は返戻率が下がってしまい、元本割れとなり残念ですね。
2.子どもの医療特約がつけられない

アフラックの学資保険は子どもの医療特約が付けられません。
子どもはケガや病気をしがちです。
医療特約を必要としている方も多いので残念です。
アフラックはがん保険だけでなく、医療保険にも力を入れています。
ですから別口でこどもの医療保険に加入という手もありますね。
3.学資年金が大学入学のタイミングに間に合わない場合あり
第1回目の学資年金は大学入学時に受け取れるとなっていますが。
大学入学時=18歳です。
しかし。
満年齢が18歳に達した時ではなくて。
「満18歳になった後に迎える年単位の契約応当日以降に受け取れる。」
という、1回読んだだけでは理解し難い規定があるために。
誕生日や契約日によっては大学入学時に受け取れないケースも出てしまいます。
学資年金支払開始年齢を「18歳」を選んでいると。
生まれ月と契約月によっては
大学入学時に第1回学資年金を受け取れない場合が出てきます。
例えば。
生まれ月が1月の人は。
契約月が1月前の時。
つまり4月~12月までの時は大学に入ってから受け取る形になってしまいます。
詳しくは後ほどお伝えしますが、年金開始年齢は慎重に選ばないといけません。
アフラック学資保険 加入シミュレーション

では、アフラックの学資保険の加入シミュレーションをしていきましょう。
学資金の受け取り方
学資金は。
高校入学時に学資一時金が。
大学入学時から4回に渡って毎年学資年金が受け取れます。
学資金・満期保険金はいくらずつもらえる?
受け取り時期 | 15歳
|
18歳
(17歳) |
19歳
(18歳) |
20歳
(19歳) |
21歳
(20歳) |
支払割合 | 50% | 100% | 50% | 50% | 50% |
※支払割合は基準年金額に対する割合です。
表の通り。
高校入学時(15歳)に50%
大学進学時(17歳or18歳)に100%
大学1.2.3年(18~20歳or19~21歳)に50% 支払われます。
加入シミュレーション

では、次の例で学資金をシミュレーションしてみましょう。
<契約条件>
契約者 男性 30歳
被保険者 子ども 0歳 保険料払込期間 18歳 学資年金支払開始年齢 18歳 保険期間 21歳 払込方法 月払 保険料 14,430円 基準年金額 50万円 受取学資金総額 300万円 |

上記の図のとおり。
高校入学時に学資一時金が50万円受け取れます。
大学入学時には学資年金が100万円。
大学1年時 50万円 大学2年時 50万円 大学3年時 50万円
トータルで5回、合計300万円の学資金が受け取れます。
大学時に焦点を絞った形の学資金の受け取りとなっています。
なお。
学資年金は大学入学時に一括して先に受け取ることもできます。
大学入学時には一番お金がかかりますので用途に応じて選べるのは嬉しいですね。
ただし。
先に受け取るため、年金で受け取る場合よりも受け取る金額は少なくなりますので留意ください。
例:基準年金額50万円 学資金総額 3,000,000円の場合。
大学進学時(18歳)に一括して学資年金を受け取ると。
学資金受取総額は 2,995,520円。
4,480円ほど少ない受け取りとなります。
アフラック学資保険の返戻率を全プラン徹底比較

<契約条件①>
契約者 男性 30歳
被保険者 子ども 0歳 保険料払込期間 18歳 学資年金支払開始年齢 18歳 保険期間 21歳 払込方法 月払 保険料 14,430円 基準年金額 50万円 受取学資金総額 300万円 |
払込保険料総額 3,116,880円
受取学資金総額 3,000,000円 返戻率 96.2% |
保険料払込期間を一番長い18歳にして学資年金支払開始年齢も18歳にしてみました。
すると返戻率は96.2%と元本割れとなっています。
<契約条件②>
契約者 男性 30歳
被保険者 子ども 0歳 保険料払込期間 10歳 学資年金支払開始年齢 18歳 保険期間 21歳 払込方法 月払 保険料 25,460円 基準年金額 50万円 受取学資金総額 300万円 |
払込保険料総額 3,055,200円
受取学資金総額 3,000,000円 返戻率 98.1% |
契約条件①の保険料払込期間を一番短い10歳にしてみたのが契約条件②です。
返戻率は96.2%→98.1%と上がりましたが以前として元本割れです。
<契約条件③>
契約者 女性 30歳
被保険者 子ども 0歳 保険料払込期間 10歳 学資年金支払開始年齢18歳 保険期間 21歳 払込方法 月払 保険料 25,420円 基準年金額 50万円 受取学資金総額 300万円 |
払込保険料総額 3,050,400円
受取学資金総額 3,000,000円 返戻率 98.3% |
契約条件②の性別を男性から女性にしてみました。
98.1%→98.3%と女性の方が返戻率は高くなります。
平均寿命の関係で女性の方が保険料が安くなるのですね。
しかし。
非常に残念ですが、どのケースでも元本割れになってしまいました。
アフラックの夢みるこどもの学資保険は保障型の学資保険ではありません。
保障は他の学資保険にも付いている保険料免除特則が付いているのみ。
範囲も契約者死亡・高度障害・所定の身体障害。
返戻率で考えても保障で考えても、アフラックの学資保険は魅力に欠けています。
アフラック学資保険を一番高い返戻率で契約するコツ

アフラックの学資保険は上記で説明した通り、全てのプランで元本割れをおこしています。
元本割れの状態の中で一番高い返戻率で契約するには。
という、ちょっと苦しい説明になってしまいますが。
学資年金支払い開始年齢・保険料払込期間 性別による返戻率比較表を作成しましたのでご覧ください。
<返戻率比較表>
学資年金受取開始年齢 | 保険料払込期間 | 男性 | 女性 |
18歳 | 10歳 | 98.1% | 98.3% |
17歳 | 10歳 | 98.0% | 98.1% |
18歳 | 18歳 | 96.2% | 96.5% |
17歳 | 17歳 | 96.3% | 96.6% |
上記表を参考にすると。
返戻率を高く契約するコツは次の4つになります。
1.年金受取開始年齢を「18歳」にする
2.保険料払込期間を「10歳」にする
3.契約者は女性にする
4.保険料払込方法を年払にする
ひとつずつ説明します。
1.年金受取開始年齢を「18歳」にする

年金受取開始年齢は17歳と18歳があります。
遅い方の18歳にした方が返戻率は高くなります。
ただし、18歳にすると。
生まれ月や契約月によっては入学時期に学資金を受け取れないケースが出てきます。
その場合は17歳を選択した方が良いですので注意が必要です。
2.保険料払込期間を「10歳」にする
保険料払込期間の中で一番短い10歳にすると返戻率は高くなります。
ただし。
保険料を短期間で支払うことになるので保険料も高くなりますので、オサイフ事情と合わせて決めてください。
3.契約者は「女性」にする

平均寿命の関係で同じ年齢なら男性より女性の方が保険料が安くなります。
したがって返戻率も女性の方が高くなっています。
しかし。
学資保険は契約者に万が一のことがあった場合の保障がついています。
一般的に契約者は一家の大黒柱であるパパにするケースが多いです。
万が一の場合の保障はパパにするかママにするかで契約者を決めるようにしましょう。
多少の返戻率の差だけで決めないように。
3.保険料払込方法を「年払」にする
保険料はまとめて支払った方が安くなります。
したがって、月払よりも年払の方が安くなるため返戻率は高くなります。
1年分まとめて支払うために他に貯金しておくとか。
ボーナスで支払うとかの工夫をして年払にするとよいでしょう。
以上、返戻率を高くするコツをお伝えしました。
しかしならが、学資保険は返戻率のみで決めて良いものではありません。
保険料や契約者の保障、学資金を受け取る時期など総合的に判断して慎重に決めてくださいね。
アフラック学資保険の評判と口コミは?

では、アフラック学資保険の評判・口コミを良い口コミ・悪い口コミに分けてお伝えします。
良い口コミ
<Aさん>
学資保険と一口に言ってもいろいろありますが。
アフラックの学資保険は17歳で満期になり、大学受験に合わせて下りてくるのがよかったです。
会社の規模的にも安心だし、年金の金額を自由に設定できてよかったです。
<Bさん>
夢みるこどもの学資保険に決めた理由は。
高校入学時に一時金がもらえ、その後、大学へ進学すれば学資年金としてお金が出るプラン内容が気に入ったからです。
子どもが1歳の時に加入しましたが、返戻率が96%を超えていたので納得して加入を決めました。
担当者も親切で対応がよく、質問にも的確に答えてくれて信用が持てます。
入って良かったです。
<Cさん>
子どもを妊娠中から学資保険を探しました。
高校卒業時に300万円がもらえる事を条件に資料を集めました。
アフラックにした理由は外資系で安定している企業だということ。
親が途中で死亡しても、保険料を掛けなくても学資保険がもらえる点です。
歳を取ってからの子どもなので、何があるか分からず、死亡保障があるのはありがたいです。
良い口コミがとても多く感じられました。
保険のしくみが気に入っている人が多かったです。
また、会社が安定していて安心・信頼できるという点も大きいようです
保険料払込免除特約により、契約者の保障がある点も良い点だと。
また、担当者の対応が良いという声も多かったです。
「返戻率が高い」という口コミも多かったのですが、マイナス金利政策前の口コミと思われ、良い口コミには載せませんでした。
悪い口コミ

一方、悪い口コミは。
<Dさん>
万が一の備えとして「アフラックの夢みるこどもの学資保険」に加入しました。
払込免除特約がついている事が前提で探したのです。
夢みるこどもの学資保険はクリアしていましたが、元本割れの商品だったので残念でした。
でも、知名度と安心感でアフラックを選びました。
実は、アフラックの学資保険の悪い口コミは特に見当たりませんでした。
唯一「元本割れ」の商品で残念。
という上の口コミはありましたが。
しかし。
元本割れと分かっていても、保険契約の内容・知名度・安心感で納得して加入している様子。
必ずしも返戻率でのみ学資保険を選んでいないことが分かります。
返戻率は低いですが、口コミは悪くないところがアフラックのスゴイところですね。
アフラック学資保険契約前に確認しておきたいチェックポイント

1.学資金を受け取るタイミングは?
2.学資年金を受け取る時は税金はかかる?
3.クレジットカード払いはできる?
4.子どもが病気にかかったことがあるけれど契約できる?
5.貸付の方法は?
6.学資一時金の据え置きはできる?
7.教育プランの相談ってできるの?プレゼント情報も知りたい
8.「アフラック よりそうネット」って?登録キャンペーンも!
学資年金を受け取るタイミングは?

アフラックの「夢みるこどもの学資保険」は学資年金支払開始年齢が
「17歳」「18歳」と2種類あります。
返戻率だけで考えると「18歳」の方が高いのですが。
返戻率だけで選んではいけない事情があります。
それは。
「18歳」を選ぶと。
誕生日と契約日によって大学入学時に学資年金を受け取れないケースがあるからです。
第1回学資年金は。
『子どもの誕生日に受け取れるのではなく。
子どもが「17歳or18歳」になった後に迎える年単位の契約応当日以降に受け取れます。』
という規定があります。
でも、何だかわかりづらいですよね。
ですから下記表で確かめてみてください。

上記の表を参考に一例として。
1回目の学資年金が18歳受取の場合
4月・9月・3月生まれの人を抜き出してみました。
比較しやすいと思いますのでご覧ください。
<学資年金18歳受取の場合>
契約月<4月> | 契約月<9月> | 契約月<3月> | |
4月生まれ | 高校3年の4月
or 大学1年の4月 |
高校3年の9月
|
高校3年の3月
|
9月生まれ | 大学1年の4月 | 高校3年の9月
or 大学1年の9月 |
高校3年の3月 |
3月生まれ | 大学1年の4月 | 大学1年の9月 | 高校3年の3月
or 大学1年の3月 |
※誕生月と契約月が同じ場合は。
①誕生日が契約日と同じ日or契約日より前の場合は高校3年の契約月
②誕生日が契約日よりあとの場合は大学1年の契約月
となります。
上記表で見てみると。
早生まれの人ほど大学に入学後に学資年金を受け取るようになる事が多くなってしまいます。
特に3月生まれだと、契約日が3月の自分の誕生日より前の日にちで契約した時でないと、大学入学前に受け取れないことになってしまいます。
折角大学入学に合わせて準備したつもりの学資金ですが。
下手すると1年後でないと受け取れない事態になりかねません。
そんなことのないように。
契約日と誕生日と一覧表で見て、学資年金受取年齢を「17歳」にするか「18歳」にするか決めてください。
少し複雑ですので、一覧表とにらめっこしながら決めてくださいね!
学資年金を受け取る時は税金はかかる?

大学入学時から4年間受け取れる学資年金。
税金は「雑所得」として所得税の対象になります。
高校入学時に受け取る学資一時金は「一時所得」として所得税の対象になります。
クレジットカード払いはできる?
アフラックの学資保険はクレジットカード払いは出来ます。
保険料を支払うときに、クレジットカード払いは人気があります。
ポイントが魅力なのですね。
保険の契約は長期に渡ります。
1回のポイントは小さくても。
払込期間が終わるまでにはかなりのポイントが貯まっています。
魅力がありますね。
利用可能なクレジット会社は。
JCB・VISA・MASTER
アメリカン・エキスプレス(アメックス) |
なお。
クレジットカードの名義は、契約者の名義のもののみ有効です。
子どもが病気にかかったことがあるけれど契約できる?

アフラックの「夢みるこどもの学資保険」は契約の際、子どもの告知は「なし」です。
ですから病気の有無にかかわらず、加入できます。
告知が必要なのは契約者のみです。
貸付の方法は?
解約返戻金の一定範囲内で契約者貸付を受けることができます。
急にお金が必要になった時に解約をしないで済むのはありがたいですよね。
貸付手続きは以下のとおり。
1.アフラックコールセンターへ連絡する
2.普通郵便で用紙が届く
3.貸付請求書を記入し返送
4.書類がアフラックに到着後、約一週間で振り込みされる
以外と時間がかかる印象です。
ただし。
上記は初めての貸付の場合です。
2回目以降の場合は一定条件はありますが、電話による貸付金振り込み手続きも行っています。
電話のみだともっと早く手続きできますね。
貸付金額は初回は5万円以上1,000円単位
2回目以降は1万円以上1,000円単位です。
貸付利息は年2.75%。
すぐに返済できない時でも利息だけは支払うようにしましょう。
学資一時金の据え置きはできる?

学資一時金は高校入学時に受け取れますが、必要ないときは。
自動的に据え置かれていますので据え置きにしておきましょう。
ただし。
学資年金を受け取る時期(大学入学時)までには受け取らなければなりません。
据え置いた学資一時金には所定の利息がつきます。
現在の利率は0.05%です。
教育プランの相談ってできるの?プレゼント情報も知りたい
アフラックでは。
子どもの教育プランなど、教育資金の備え方をアドバイスしてもらえる店舗があります。
アナタの近くに相談予約できる店舗があるかどうかはこちらから探してみてください。
→店舗一覧
https://www.aflac.co.jp/soudan/annai/shop/
保険料を抑える方法や学資金の受け取りタイミングなど教えてくれます。
子ども連れでも大丈夫です!
相談予約はWEBか予約専用ダイヤルから出来ます。
予約して相談すると、かわいい「まねきねこダック」がもらえますよ。

相談予約はこちらから都道府県名を選んで予約できます。
「アフラック よりそうネット」って?登録(ログイン)キャンペーンも!

アフラックには契約者専用サイトがあります。
「アフラックよりそうネット」と言います。
証券番号を登録するだけで。
以下の手続きがパソコン・スマホ・タブレットなどネットを使ってカンタンに出来ます!
1.住所・電話番号の変更
2.保険料振替口座の変更 3.クレジットカード払いへの変更 4.受取人の変更 5.契約者の改姓 6.控除証明書の再発行依頼 |
◎郵送の手間がナシ!
◎電話での待ち時間もナシ!
良いことづくめです。
他にも。
1.契約内容を確認出来て契約中の保険を一覧化している
2.保険証券紛失の場合も安心 |
いつでもどこでも契約内容を確認できるのは安心感が違いますね。
さらに!
便利な新サービスをはじめました。
「オンライン医療相談サービス」です。
アナタの病気や身体についてのギモン・悩みを月10回まで無料で相談に乗ってくれます。
相談に乗ってくれるのは「プロの医療チーム」です。
自身のことだけでなく、家族のことも相談に乗ってくれます。
例えば。
・ウチの子、泣いてばかりでミルクを飲んでくれない。どうすればいい?
・○○の症状が出てるんですが、何科を受診したらいいの? ・母が腰が痛くて動けないと言います。どうすればいい? |
不安な時、頼れるところがあるのって安心感が違いますよね。
新しい質問は月に10回までですが、同じ内容の追加質問は回数制限なしです。
どうですか?
魅力がタップリの「アフラックよりそうネット」
契約したら登録してみませんか?
なお。
「アフラックよりそう」ネットはスマホでも見やすくなりリニューアルしました。
リニューアル記念として。
新規登録者&既に登録している方
「ログイン」すると抽選で素敵な家電が当たる!プレゼントキャンペーンも実施中!


石窯オーブンや空気清浄機などが当たる、アヒル、もとい、カモ!
自動抽選になっています。
ですから、ある日突然素敵なプレゼントが届くカモ!しれませんね!
今回のリニューアルでは「スマホ」でも見やすくリニューアルされました。
スマホ用「アフラック契約者専用アプリ」もあります。
「アフラックよりそうネット」の登録後、専用アプリで生体認証(指紋認証・顔認証)を設定していると。
2回目以降の利用には生体認証でログインができますので大変便利です。
是非、利用してくださいね!
プレゼントキャンペーンはこちら→「アフラックよりそうネット」リニューアル記念!プレゼントキャンペーン
アフラックの学資保険について見てきましたがいかがでしたか?
アフラックは「がん保険」でとても知名度が高く、会社の評判が良いです。
そのため、返戻率が元本割れしていてもアフラックの学資保険を選んでいる人も多いです。
私たちは学資保険=返戻率と、どうしても返戻率にだけ目が入ってしまう傾向があります。
返戻率のみ求めている人にはアフラックの学資保険はオススメしません。
ですが。
下記の方にはオススメできます。
1.おじさん・おばさんが甥・姪に掛けてあげる場合
2.学資年金支払開始年齢「17歳」を希望の場合
3.返戻率よりも安心感・信頼感ある会社を選びたい
カンタンに説明すると。
1.おじさん・おばさんが甥・姪に掛けてあげる場合

家庭にはいろいろな事情があります。
必ずしも親が子どもに掛けてあげられるケースだけではないでしょう。
おじいちゃん・おばあちゃんが孫を扶養しているケースも。
場合によってはおじさん・おばさんが甥・姪を扶養しているケースもあります。
アフラックの夢みるこどもの学資保険は、契約者の範囲が広いです。
3親等までOKなんです。
ここまで契約者の範囲の広い会社は余りありません。
幅広い対応をしてくれるアフラック。
事情を抱えている家庭にはオススメできます。
2.学資年金支払開始年齢「17歳」を希望の場合

大学入学時にというケースが大半の学資保険ですが。
契約時期や誕生日によっては18歳に学資年金支払開始だと間に合わないケースも出てきます。
そのような場合には。
17歳に学資年金支払開始を選ぶことで間に合わないことがなくなります。
これはとても大事なことですね。
ですから、学資年金支払い開始年齢「17歳」を希望する人にはオススメです。
3.返戻率よりも安心感・信頼感ある会社を選びたい
返戻率は元本割れをおこしているアフラックの学資保険。
それを承知の上、加入している人もたくさんいます。
何故か?
返戻率は高いけれど、会社の知名度・安心感が今ひとつ分からない。
ならば。
返戻率にこだわらずに保険のしくみや信頼感のある会社を選びたい。
そういう人もたくさんいました。
口コミを読んでいてアフラックは信頼されているなと感じました。
まとめ

アフラックは「がん保険」「医療保険」という掛け捨て保険で有名な会社です。
そこに貯蓄要素のある「学資保険」を加えてトータルで加入している方もいらっしゃいます。
アフラック!と可愛らしい声で鳴くアフラックダックと共に。
アナタの子どもの未来をつないでいくのも良いですね。
アナタのニーズに合わせて選んでください。
参考サイト→夢みるこどもの学資保険/アフラック

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